トレーニングベルト 革製とナイロン製のメリットとデメリット
初めてトレーニングベルトの購入を検討する際、革製とナイロン製どちらが良いのか?
悩みませんか?
結論を言うと先にいいますと
どちらでも良いと思います。
できれば両方用意するのがベストで、ご自身のレベルやトレーニングメニューの内容などベルトを使用する目的に応じて選択するとなお良いと思います。
ちなみに私が5年前にトレーニングを再開し購入したのが革製のベルトで当時は何も考えず、ベルトは革製でなければならないという勝手な思いがありました。
今はそういった偏見もなくなり、 今回新たにSchiek(シーク社)のナイロン製トレーニング用ベルトを購入しましたので今まで使用していた革製と比べて使用感などまとめていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
- 2本目のトレーニングベルトを購入したきっかけ
- ゴールドジムの革製ベルトのメリットとデメリット
- 革製ベルトの使用感
- Sciekトレーニングベルトのメリットとデメリット
- Schiek社のナイロン製ベルトの使用感
- 革製ベルトとナイロン製ベルトの使い分け
- どちらか選べと言われば・・・革製!?
- 最後に
2本目のトレーニングベルトを購入したきっかけ
ジムによく忘れ物をします・・・毎回帰りに何かを探し物をしているかも・・・もう数え切れません。
忘れ物をするたびにジムに確認の電話を入れるので毎度、迷惑をかけています。
本当にごめんなさい!
先日も帰りのリュックがなんか軽いなぁ~と感じつつ、いつもドリンク分が軽くなるのでこんなものかと思って家に帰ったところ・・・
ベルトを忘れていました。
あんな大きいものを普通忘れませんが.....
幸いジムで保管していただいたので無事手元に戻ってきましたが、予備的なことも考えもう一つベルトが欲しいと思うようになりました。
次に購入するなら、扱う重量を落としていることもあり革製のものに比べ気軽に使用できるであろうナイロン製が欲しいと思っていて、迷うことなく”Schiek社” 製のベルトを購入しました。
ゴールドジムの革製ベルトのメリットとデメリット
皮製ベルトのメリット
・しっかり締められ腰をサポートすることができる
・コンパクトに丸められバッグに入る
・高重量の種目でも安心感がある
・見た目の重厚感がかっこいい
皮製ベルトのデメリット
・持ち運びが重い
・洗濯ができない
・締め付けがきつく長時間の使用はできない(個人的に)
・締め付けの微調整ができない
といったことがあります。
革製ベルトの使用感
使い始めて5年になりますが一切問題はなく、かなり丈夫です。
5年間同じサイズというのも考え物ですが、今はMAXで締めても少し余裕がありそろそろ穴を開けようかと思っていたところでした。
(ちなみに穴開けは靴の修理屋さんなどで可能です)
過去には200kgのデットリフトでも120kgのスクワットやベントオーバーでも十分に使えていましたから、高重量を扱う際には革製のベルトをお勧めします。
使い始めは硬い革製のベルトも使い込むほど柔らかくなり使いやすくなり身体に馴染んできて愛着が湧いてきますね。
使用する種目によってベルトは苦しくなるので、1セット毎に緩めては締めなおす必要はあります。
Sciekトレーニングベルトのメリットとデメリット
シークナイロン製ベルトのメリット
・軽く持ち運びに便利
・サイド部分が細い形状で身体にフィットし、スクワットでしゃがんだときも苦しさがない。
・程よい柔らかさと腹圧も自然体で長時間使える
・腰全体がサポートできる
・マジックテープで締め付けの微調整ができる
シークナイロン製ベルトのデメリット
・締め付け感が弱い
・マジックテープの耐久性が弱そう(イメージです)
・丸めても意外にかさばります
こんなところでしょうか。
Schiek社のナイロン製ベルトの使用感
あまり重い重量ではありませんが、腹圧を思いっきりかけてしゃがんでもお腹に食い込む事がなくなりスクワットが楽になりました。
また、重さが軽く楽で締め付けも苦しくないので長時間使用していられます。
革製ベルトとナイロン製ベルトの使い分け
あくまで個人的に使い分けとして、腹圧が大きくなるスクワット、レッグプレスはナイロン製。
デットリフト、ベントオーバーロウやバーベルカール、ミリタリープレスは革製という使い分けが良いと感じています。
高重量を扱う人とは、真逆の使い分けですが・・・あくまで個人的です。
他の種目でベルトは使用しませんが、仮に使うとすればナイロン製を選択すると思います。
ですから・・・その日のメニューに応じて
背中と肩、腕のトレーニングは革製。
脚の日はナイロン製を家から持っていくということになりますね。
どちらか選べと言われば・・・革製!?
ベルトを使う目的・・・それは腹圧を高め腰の負担を軽減させること。
ならば、しっかりと締め付けられ安心感が少しでも高い革製の方がベターだと思います。
ただしマシン種目ではベルトの装着は一応禁止されていてバックルの大きい革製のベルトは使用しづらい面があり、ナイロン製ならバックルもなくシートを傷つけないので、いいのではという勝手な思いがあるので・・・
(本当はダメですけど)
できれば両方使い分けるのが良いと思います。
個人的にどちらがおすすめかと問われれば答えはなく・・・両方持つ!ということになります。
その日の種目に合わせて使い分けてみるのがベストだと思います。
最後に
革製のベルトとナイロン製の比較でした。
しっかりと締め付け腹圧を高める必要があるフリーウエイト中心で高重量を扱いたいなら迷わず・・・革製。
腰に不安があり、トレーニング中ずっとベルトを使用したいのであればナイロン製を
おすすめします。
何度もいいますができれば、両方用意して使い分けると良いでしょう。
それでは、また。頑張っていきましょう。
GOLD'S GYM(ゴールドジム) ブラックレザーベルト XSサイズ
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(関連記事)
小型でおしゃれな電動自転車[パナソニック グリッター]
電動アシスト付きの自転車を購入しました。
トレーニングしているくせに電動?と思われますが・・・。
これでもかなりの妥協です。
本当は150ccの小型スクーターが欲しかったのに、妻が「絶対ダメ!」の一点張り。
「バイクは危ない」「ケガしてトレーニングも出来なくなるよ」と高校生と母親の言い合いのようなやり取りをかれこれ2〜3年はしていたでしょうか。
出川の充電バイクで旅する番組を見て安全そうだし「これならいいかな?」と尋ねても答えは「ダメ!」・・・・と
ならばやもえません。
「電動の自転車は?」
「いいんじゃない」と即答で、
ならば「私も欲しい」となり2台購入する羽目になり、結局バイク分の出費となりました・・・
余談ですが、今年に入り冷蔵庫に電子レンジと壊れてはいないけど買い替え・・・また洗濯機も運転音が悲鳴をあげているので検討中と・・・出費がかさみます。
Panasonic電動アシスト自転車 グリッターの特徴と選択した理由
今回購入した自転車はPanasonicのグリッター。
正直よく調べもせず、見た目と値段とアシスト走行可能距離で決めてしまいました。
気になるバッテリーですが、1週間ほど毎日5~10kmをオートモードという中間のパワー設定で乗っていてもバッテリーは残り60%と余裕があり、特に遠出するわけではないので個人的には充分です。
充電は1回あたり4~5時間かかります。
そして一番の特徴はフロントに標準装備されているカゴが深く太いフレームで作られていることです。
転倒してもグニャッと凹むようなことがないしっかりとした作りでペットボトルを立てても収納できます。
他にもサドル盗難防止やLEDランプ、前輪のふらつきを止める[くるピタ]機能が付いています。
【走行距離の目安 パワーモード:約42km オートマチックモード:約54km ロングモード:約75km】 変速:内装3段変速
仕事上Panasonicにお世話になっているので家電なども、なるべくPana製の物を選ぶようにはしているという理由もあります。
自転車の詳細は下記の公式サイトをどうぞ
電動アシスト自転車の乗り心地
(ゴールドジムの駐輪場登録シール かっこいいでしょ。)
初めて電動アシストの自転車に乗りましたが・・・驚きました。
想像以上に乗り出しは軽く、歩道と車道などの段差や小さな坂でもアシストされて快適そのものです。
特にペダルの2漕ぎ目の軽さは感動もの。
体重が90kg近くある私でもアシストが一番強くなるパワーモードでは、ひと漕ぎでかなりの距離をかせげますので原付バイクと変わらないくらいの感覚があります。
平地ならずっとゆるい下り坂を走行しているような感じです。
不満が一つあるとすれば、3段階あるギアが軽すぎるということです。
この身長(180cm)で20インチ小型のタイプはどうかという懸念もありましたが、乗り心地は全然気になりません。
傍からの見た目はわかりませんが、本人的には気になりません。
ワゴン車なら車にも積めるので、外出先や駐車場の高い都心では仕事にも有効に使えそうでバリエーションが広がります。
電動アシスト自転車で脚のトレーニング
最後に筋トレブログらしくワンポイントアドバイスです。
ペダルを漕ぐ時も戻す時もに太ももに力をずっと入れておくことで、電動アシストの自転車でも大腿四頭筋にかなり効かせられます。
当然電動アシストがない方がより負荷は強くなりますが・・・アシストを切ってしまえば車体は重いので良いトレーニングになると思います。
最後に
電動アシスト自転車をはじめて購入しました。
乗り心地やパワーは想像以上で、スピードが出る分、安全には十分注意が必要です。
維持費やガソリン代の掛かる原付バイクを購入するなら電動アシスト自転車で充分と思います。
何よりエコですし、運動にもなりますからね。
それでは、また。
Panasonic(パナソニック) 2018年モデル グリッター 20インチ カラー:マットダークブラウン ELGL033-T2 電動アシスト自転車 専用充電器付
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筋トレ継続のコツ!トレーニング前後の楽しみを持つといいよ。って話
日曜日の朝5時半、牛乳で割ったプロテインを飲みながら、
今日のトレーニングメニューの参考にYoutubeの筋トレ動画をリビングの大画面TVで、チェックしたのち、軽めの朝ごはんを済ませジムに行く準備を整え7時半頃に家を出ます。
吐く息はまだ白く、マフラーを厳重に巻いてもまだ寒く出掛けるのをためらいますが、
休日の朝だけは東京でも車の交通量が少ないせいか空気が澄んでいてとても気持ちがいいものです。
そして今は緑もまだ少ない殺風景な直線2キロほどの大通りをゆっくり歩きます。
4月には桜が咲き誇り、秋には黄色く色づくイチョウや赤く染まるモミジが立ち並ぶ四季のいろどりを感じさせてくれる都内屈指の一本道です。
都心の近くとは思えない恵まれた環境が好きでここに住んでいますが・・・
20~30分ほど歩き、着く頃には身体も温まります。
目当てはゴールドジムの近くにあるマックです。
トレーニング前の楽しみ
マックに着くといつもの店員さんに笑顔で迎えられホットコーヒーを注文します。
日曜日だけジムの開始時間は9時と遅く
持ち込んだノートパソコンで過去の記事を直したりトレーニングメニューを考えています。
時には本を読んだり・・・
この約1時間半が
毎週のルーティンであり楽しみです。
日曜日くらい、ゆっくり寝ていたいと思うのが普通だと思いますが私は違います。
このジムまでの散歩とマックでの約1時間半が仕事の疲れもストレスも忘れさせてくれる貴重な時間となっています。
特に今日のような天気のいい日は格別です。
そして、まだ人もまばらなジムで
時間も気にせず集中してトレーニングできるわけですから、こんな幸せを感じることはありません。
トレーニングは分割法で廻ってきた部位を徹底的に行い、足りないと感じる部位も数種目・・・約2時間好きなようにストレスなく汗を流します。
トレーニング後の楽しみ
そして、トレーニング後の楽しみといえばやはり食事。
平日のお昼は毎日、味付けなしのブロッコリーと鶏むね肉、スーパー大麦入りの白米の弁当です。
これはこれで慣れると美味しく感じるようになり気に入っていますが、日曜日のランチだけは好きな物を我慢せず食べるようにしています。
これも毎週の楽しみで・・・
「やよい軒」のサバ定食か「いきなりステーキ」のヒレ・・・たまに牛丼やカップラーメンなど気分によって選択します。
なぜか、ゴールドジム会員向けに店を構えているのかのように「やよい軒」も「いきなりステーキ」もどちらも必ずといっていいほどゴールドジムの近くにあります。
お馴染みチェーン店ですが安上がりで助かりますし何より美味しく、日ごろの食事ストレスが解消されます。
トレーニングを頑張って、好きな物をいただく食事はやはり格別です。
日曜日だけは間食もします。(笑)
まとめ
毎回トレーニングを頑張るという以外に楽しみを作るといいですよ。
という話でした。
一週間の蓄積された疲れやストレスがリフレッシュされる時間も必要だと思いますし
ソファーで一日ごろごろ寝転んでいても得られない充実感があります。
あなたはトレーニング前後の楽しみ、ありますか?
もしなければ、単調なジム通いに何か一つでも楽しめることを見つけてみてください。
他にもトレーニングウエアやサプリメント、ジムへの行帰りのファッションなどこだわりだすとそれはそれで楽しいものになりますから(お金はかかるけど)自分なりに楽しみを見つけ、筋トレにプラスして継続させていきましょう。
このわずかな楽しみを持つだけでも、トレーニングのモチベーションはグッと高めることができるようになります。
ストイックになることもトレーニングには大切ですが、楽しむということの方が私は大事だと思います。
それでは、また。
ザ・ボディ・ブック 食べること、運動すること、生きることを楽しむ最高のレッスン
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重量を見直し効かせるトレーニング。1年以上経過した結果
一昨年の11月に今まで行っていた高重量でのトレーニングメニューから思い切って重量を落とし効かせることを重視しシフトして1年と3か月が経過しました。
重量を軽くしてトレーニングを行っていた、結果や気になることについてまとめていきます。
トレーニングを頑張っているものの、ケガが多い方や成長が感じられないという方の参考になればと思います。
高重量から効かせるトレーニングへの切り替え
高重量といっても・・・ベンチプレス120kg、スクワット120kgと別に大したことのない重量でした。
もっとすごい人は沢山いますから、もっと重量を増やそうと
3年以上ゴールドジムで取り組んできましたが、結果はケガと変わり映えのしない身体・・・
重量を重くすることが全てではないと当時も理解しハイレップで行ってみたり様々なトレーニング方法を試していましたが、あるトレーニング記事をきっかけに重量を思い切って落として行おうと切り替えました。
120kgのベンチプレスやスクワットは、0kgから徹底的に効かせるということにこだわりゴールドジムの猛者たちの目も気にせず黙々と1年以上行ってきました。
3か月~半年のつもりでダメならまた戻せば良いと始めましたが、もう1年と3か月。
ちなみに今のベンチプレスは60kgでちょうど良い感じです。
もちろんもっと重量は増やせますが、大胸筋に効かせることは難しくなります....
まだそんなレベルです。
効かせるトレーニングのメリット
最大のメリットはケガがないこと。
肩や膝など色々な部位を痛めては休むということはなくなりました。
筋肉の回復が早くなりトレーニングの頻度も増えて、体の疲労は感じることもありますが、関節の痛みは生じたことはありません。
筋肥大効果
全身のサイズは詳しく計っていませんが、この1年で重量を落とす前に比べ明らかにバルクUPしました。
特に肩から腕を含めた上半身は大きくなり・・・上腕は2cm太くなり42cmになりました。
体重は2kg増え、ウエストは3cm減っています。(健康診断の結果です)
トレーニングの奥深さを実感する
軽い重量を効かせるトレーニングは、本当に難しく効きすぎるくらい痛みを生じることもあれば、同じフォームで行っているつもりでも全く効かせられないときがあります。
そのたびに、重りを持たず一から確認をして行うようにします。
また本や動画で復習と予習をして、また行うという繰り返し・・・
これが難しい反面、面白さもあります。
目線やグリップ、足の位置、可動域など少しのずれや体調で効き方は大きく変わってくることがあるのでトレーニングの奥深さを実感します。
効かせるトレーニングとは
そもそも効かせるトレーニングってなんだ?という話ですが、
筋肉を増やしたいという場合において重量が増えれば筋肉も増えるという考えもありますが、それは初期の頃だけで40kgだったベンチプレスが80kgになっても大胸筋が2倍になっているわけではありませんよね。
つまりは重量=筋肉量ではなく
重量が増えるということは神経系の発達と身体の使い方だったり関節や補助筋群の強化も含まれているわけで、単純に筋肉を太くしかっこいい身体を手にいれたいという場合には、重量よりもいかに効かせることができているかどうかを重視していく必要があると思っています。
筋肉に重りを乗せ収縮とストレッチ、負荷を逃がすことなく、筋肉を動かすことで嫌でも強烈な痛みが入ります。
効かせるトレーニングの具体的方法
効かせるトレーニングの基本は「筋トレマガジン IRONMAN」で2017年2月号~2018年1月号で10回に渡り連載された、鈴木雅選手の「誌上マッスルキャンプ」です。
それぞれの種目で、身体の連動、重心と支点、握り方・姿勢・目線・足の向きや置き方、可動域など詳細に解説された記事で
例えば、ペックフライでは
・スタートは収縮ポジションから
・股関節は閉じ、つま先は前方向
・骨盤を立てる
・グリップの力を抜く
・肩甲骨を開かない範囲でストレッチ
・内肘と胸を離していくイメージで閉じることで大胸筋に負荷が乗る
これらの一つひとつに意味があります。
例えばグリップに力が入ってしまうと負荷は胸ではなく肩から腕の方に逃げていくといったことです。
これに自分なりのアレンジを加えて
収縮時に顎を引き、伸展時に目線を上げてストレッチを最大限にしますが、終始負荷は抜けないようにします。
他にも具体的に詳細は載っていませんが、筋トレの神様と言われる鳥取の長田さんのブログも全部の記事を読み参考にしています。
どちらも機会があれば、直接指導を仰ぎたいと思っています。
最後に今後の目標と計画
今後も効かせるトレーニングは継続させていき、上腕をあと3cm・・・45cmが目標です。
また前の記事にも書いたとおり、高重量の20レップ法も入れていく予定です。
それでは、また。頑張っていきましょう。
(過去のIRONMAN、お買い得になっている号もありますからチェックしてみてください)
TEPPEN式ベンチプレスで筋トレを楽しく、効果的に!
先日フジTVで放送された
「芸能界特技王決定戦TEPPEN」という特番でベンチプレスの回数を競う競技が放送され芸能界の筋肉自慢の猛者を大巾に上回る
武田真治さんの109回という記録がtwitterなどで大きな話題となりました。
試してみた人も多くいたようですが、どうでしたか?
やってみましたか?
やってみると分かりますが、109回とはありえない記録です。
フォームが悪いとか軽すぎるなどの意見もありましたが、それにしても驚きの記録です。
余談ですが
ただ一言だけ言わせてもらうと、ゆっくりした方動作の方が負荷は弱くなります。
武田真治さん以外の方は、前半特に素早い動作で行っていました。
そのほうが有利と思われますが、実は逆です。
速いスピードでは重量に加速が加わり負荷は強くなってしまいます。
1回だけの挙上であれば問題ありませんが、回数を競う場合には明らかに不利になります。
ですから、ほかの選手は明らかに作戦ミスだったとも考えられます。
それでも109回はすごい記録です。
ちなみにこれ
私もやってみました・・・。
なんと70kgで17回・・・放送ならカットです(笑)
負荷を逃がさないよう効かせる癖がついているためか全然伸びません。
しかも体重も計ってませんから正確にはもっと重い設定になるはずです。
この結果があまりにも悔しいのでしばらくTEPPENルールのベンチプレスを胸の第一種目に行っていこうと決めました。
TEPPEN式ベンチプレスのルール
番組で行われたルールは以下の通りです
・体重の80%の重量
・台よりお尻を浮かせた場合はノーカウント
・胸まで下ろし肘を伸ばしきる
・腕を伸ばした状態での休憩は5秒以内
他にもあるのかは不明です。
TEPPEN式ベンチプレスで胸トレ
週に1~2回の胸の日に第一種目でTEPPEN式ベンチプレスを行っています
20kg、50kgのウォーミングUPの後
70kg×2セットです。
ちなみに記録は17回→20回→22回→23回と回を追うごとに順調に伸びてきています。
このままいけば・・・とりあえず30回は近い内にクリア出来そう・・・と油断していると
17回しかできない日があったり・・・右肩上がりとはいかずその日のコンディションでも大きく変動もします。
(正確に記録の更新を求めるため手幅や挙動スピードは毎回一定にするようにしています。)
こんな感じでTEPPEN式ベンチプレスを行うと
1種目目で大胸筋の力はなくなり、次のインクラインプレスなどはバチバチに入るようになりますのでおすすめです。
かなりきついけど2セット行うというのもポイントです。
筋トレがより楽しくなる
このTEPPENルールのベンチプレスを取り入れることで回数の増加が目に見えます。
成長が感じづらい筋トレでは分かりやすいので、モチベーションが高められますしゲーム性が生まれ筋トレが一層楽しくなります。
いつかは30回・50回と伸ばしたい・・・そんな欲が生まれます。
筋肉を大きくさせる効果はあまり期待できませんが、筋持久力は確実にアップします。
そして精神的にも鍛えられ他の種目にも好影響を与えてくれると信じています。
私自身、1年以上前からほとんどの種目で重量へのこだわりを捨て効かせることばかり重視して行っていました。
このTEPPEN式ベンチプレスでトレーニングが楽しくなったと共に他の種目が効かせやすくなる効果も実感しています。
武田真治さんのトレーニング本はこちら
こちらでレビューしてます
最後に 漸増負荷と定重量負荷について
筋トレで都度、重量の更新を求める人は多いと思いますが一定の重量で回数を増やしていく方法で行っているのは聞いたことがありません。
(定重量負荷法と呼ばれているそうです)
ある程度の回数がこなせるようになったら重量を増やしていく漸増負荷(ぜんぞうふか)の理論で多くのトレーニーが重量の更新を求めていく方法を取り入れているのが現状であり常識となっています。
それは筋肉を大きくさせるために漸増負荷が不可欠であるというのが昔からの常識とされていますから、否定はしませんが定量負荷で行ってみるのも悪くはないと個人的に思います。
但し、ウォーミングUPをしっかり行いケガの無い様注意して無理せず行ってください。
それでは、また。
(過去のTEPPEN記事です)
減量はこれで決まり!!「無敵の筋トレ食」岡田隆著 無理なく続く食事管理術
『無敵の筋トレ食』という今話題の本を読みました。
タイトルからして、いい感じです。
食事管理が大きなウエイトを占めるボディメイクやダイエットですが、おざなりにされている方も多いのはではないでしょうか。
私が通っているゴールドジムにも、何年も熱心に励んでいるのに痩せることも大きくなる事もない方を本当に多くみます。
トレーニングを頑張っているのなぜ?
その答えは『食事の管理』が間違っているのだと推測できます。
トレーニングを真剣に取り組んでいるが思うような結果が出ないという方・・・どうでしょうか?
食事管理、真剣にまた無理なく取り組めていますか?
今回ご紹介する「無敵の筋トレ食」はトレーニングはしっかり行っているが結果が出ない、ダイエットが上手く続かないという方に・・・ぜひ読んでもらいたいそんな1冊です。
詳しくは本書を熟読してもらいたいので、ここでは概要を紹介していきます。
『無敵の筋トレ食』とはどんな本なのか
著者は書籍や「ホンマでっか!?TV」でお馴染みの岡田隆さん。
TVでは共演者にバカにされようが笑われようが、筋肉やボディービルのすばらしさを熱く・真剣にかつ面白く全国のトレーニーの代表として矢面に立っている姿に共感が持てる大先生です。
自身、全日本選手権に出場する現役のボディビルダーであり柔道全日本男子の強化コーチである先生の身体作りやダイエットに役立つ食事術が本書では惜しみなく述べられています。
目次
第1章 知識もある。トレーニングもしている。しかしなぜ肉体改造に失敗するのか
第2章 食べて絞る!栄養で筋肉を仕上げる食事改革
第3章 筋肉を『盛る』、脂肪を削る『食材』
第4章 超実践的!無敵の筋トレ食
第5章 それでも身体が変わらない人へ
最終章 食事で変わる筋トレと人生の質
主な内容はざっとこんな感じです
・筋トレを成功させるカギは食事にある
・PFCバランスの取り組みはグラム単位で
・摂取カロリーの計算方法
・今オススメのスーパー食材
・食事=筋トレという考え方
・減量期と増量期について
・チートに関する取り組み方
・食欲の爆発について
・外食、間食の賢い取り組み方
・おすすめの間食食材
・有酸素運動について
・厳選サプリメント、ベスト献立
・炭水化物は食べてもOK!?
・アルコールもOK・・・
・コンビニ食の有効利用
・過去4年間の減量方法の遍歴、失敗と気づき
・塩抜き、水抜きについて
・ストレッチやほぐしの有効性
・筋トレ食 レシピ&フード(カラー写真解説)
(順不同)
ざっとこれらのことがびっしり、自身の経験をもとにわかりやすくかつ面白く
そして熱く語られています。
どうでしょうか、上記の項目以外で
食事管理法について、気になっていることや質問はありますか?
そうです、本書ではもれなくこれでもかと熱く語られていてダイエットや筋肥大を目指す方全員が取り組める内容となっています。
極端なダイエットを推奨しているものでもなく、少しだけ工夫は必要ですが忙しい方でも無理なく続けられる食事管理術です。
特に筋トレ食のレシピとコンビニ食材とご自身の経験談は大いに参考になります。
私はもうすでに3回以上読みました。
1回目はざっと赤い文字を追い流し読み、2回目は一語一句かみしめるように、3回目はメモを取りながら・・・。
正直にいうと、文章がほとんどなので眠くなる時もありましたが・・・
岡田先生の語り口調がわかりやすく心に響きます。
かつ実践的でとてもためになる読みやすい一冊です。
1日の『PFCバランス』はグラム単位で把握しておく
基本は栄養のバランスと摂取カロリー
なかでも三大栄養素のPFC摂取量を計算し把握しておくのが基本です。
PFCとは三大栄養素のP=タンパク質、F=脂質、C=炭水化物(食物繊維)
摂取カロリーを10とした場合、P=4,F=2、C=4の割合でグラム単位で把握しておくことを推奨しています。
最近は減量というと炭水化物は敬遠されていますがC=4の割合ですから結構な量を摂っても大丈夫だということです。
ただし、ご自身の体調や成果に合わせ賢く生活に取入れていくのが基本であり炭水化物は質と量、そしてタイミングが大切と述べられています。
炭水化物ダイエットで成功されている方も多いかと思いますが、課題は継続出来るかどうかはとても重要ですし何より健康である事が大前提ですので無理のない食事管理に取り組んでいくほうが私はベターだと思います。
基本的なことではありますが、これが出来ないという人も多いのではないでしょうか?
「筋肉を盛る」「脂肪を削る」スーパー食材
最高の減量食としておすすめしているのが
「スーパー大麦」です。
豊富な食物繊維が腹持ちと便通を良くする働きがあります。
また咀嚼の回数も自然と増えますので食べすぎ防止にも効果的で炭水化物の摂取による血糖値の急上昇を防ぐ効果も期待できる、まさにスーパー食材。
おすすめの食材として紹介されています。
岡田先生自身、このスーパー大麦の摂取により昨年の大会前の減量では無理なく最高の除脂肪に成功したとの事です。
他にも鶏胸肉、サバ・ツナ、蒸し野菜、ライスケーキ、グレープフルーツ、ギリシャヨーグルトなどが紹介されています。
スーパー大麦は特に強く推奨していますので、まずは「スーパー大麦」から始めてみてはどうでしょうか?
インプットしたら即実行あるのみ
本を読んだりトレーニング動画で勉強しインプットしても大切なのは、アウトプットすること。
出来れば即実行あるのみです。
そして信じたものを継続させることが重要です。
本書を読んだらまずは次の食事メニューを改善することから始めていくと良いでしょう。
そしてカロリー摂取量とPFCの把握、スーパー大麦の買い出し・・・と
一つづつ見極めながら試していきましょう。
最後に
今更と思う内容もあるかも知れません・・・。
ただ古くても確かなものを確実に行う、そして継続させる事が改めて重要だと感じました。
筋トレ方法や食事メニューでは新しい研究結果が次々と発表され常識とされていたことが変わることも多くあります。
筋肉を成長させるには多大な時間がかかり成果が得ずらいので、新しいものを次々と「あれもいい、これもいい」と試してみたくもなります。
ですが、まずは信頼している方が実践し結果を証明されているものを自分に合うのかどうか行ってみて、かつ我慢せずに継続できるものを取りいれていくのが賢明だと改めて思いました。
岡田先生曰く、
「真剣にトレーニングを励んでいる人に筋トレで甘いという人はまずいない、単に食事に対する認識が甘い」ということ。
そして「食事=トレーニング」ということを認識することで食事をおざなりにすることはできなくなるはず・・・。
私にもピッタリ当てはまる、お言葉です(笑)
筋トレやダイエットの成果を望むのであれば週に数回のトレーニングよりも週に20回以上ある食事をしっかりと真剣に取り組む必要があると身に染みました。
本書をバイブルに無理なく食べて絞っていきます。
それでは、また。
頑張っていきましょう。