トレーニングベルトの3つの効果。重要性と必要性を再認識しました。
今までのトレーニングで痛めてしまった箇所は肩・腰・肘・膝とありますがもっとも重症だったのが腰です。
まともに歩けなくなった時期もあり整骨院や針治療にもよく通いました。
ここ数年は気を付けていたせいか、多少の張りは感じたとしても症状は軽く気にならない程度でした。
ですが先日軽い重量だからと油断してスクワットを行った翌日、腰に強い張りを感じてしまいました。
完治までに1週間・・・。
考えられる原因はただ1つ。
それは、トレーニングベルトを使用しなかったこと!
いつもケガをしないようストリクト(正しいフォーム)で重量も決して無理をせずに行っていて、腰を痛めたその日も正しいフォームを心がけていました。
違和感は全くありませんでしたが、結果として腰を痛めてしまったということはベルトの装着を怠ったもの以外、原因は考えられません。
今更ですが、トレーニングベルトの重要性を再認識しました。
そこで、今回はトレーニングベルトの重要性と必要性についてまとめていきます。
まだベルトを使用していない方、ぜひ参考にして検討してください。
- トレーニングベルトの効果
- トレーニングベルトの種類と選ぶポイント
- どの種目でトレーニングベルトを使用するべきか
- ベルトに頼りすぎるのも危険
- トレーニングベルトの巻き方
- まとめ
- オススメのトレーニングベルト
トレーニングベルトの効果
トレーニング用のベルトを着用する効果は以下のようなものがあります
・体幹が安定し強い力が出せる
・腰への負担を軽減
・股関節の柔軟性を高めることが出来る
上記3つの効果は、ベルトをきつく締めることにより腹圧を高められることで得られます。
また腹圧を高めることで腰椎のクッションが守られる効果もあります
本来であれば、お腹に力をいれて意識させなければならない腹圧を、ベルトを締めることで強制的に維持させることが出来る様になります。
腹圧を高く保つ事はとても大切です。
重いウエイトでも身体がぶれることなくスタート姿勢をとることができフォームの正確性も高まり、安全に強い力を発揮する事が出来る様になります。
また腰部の緊張状態も軽減させる効果があることで股関節の柔軟性も高める効果があり、スクワットやデッドリフトの可動域の確保にも役立てることが出来る様になりますから、腰に負担がかかる種目ではベルトは軽い重量であっても使用するべきといえるでしょう。
トレーニングベルトの種類と選ぶポイント
素材はナイロンタイプ(ネオプレーン製)または皮製のものがありますが値段は3,500円~20,000円位までさまざま・・・
初心者の方や腰に不安がある方は、腰のホールド感が大きいネオプレーン製のものから使用していき、デッドリフトやスクワットの重量が自分の体重を超えてくる頃に、硬く安定性の高い皮製の物を選択すると良いとされています。
上級者の方の場合、2種類のベルトをトレーニング内容によって使い分けている方もよく見かけます。
個人的には特に腰の状態が悪くないのであれば、初めから皮製の物を選択して良いと思います。
どの種目でトレーニングベルトを使用するべきか
私は立って行う種目で腰を反してしまう恐れのある種目と腰をかがめる種目の重量がMAXになる時に使用するようにしています。
下背部に圧力がかかるフリーウェイトの種目でMAXの重量を扱う場合には必ずベルトを使用することをオススメします
例えば
・スクワット
・デッドリフト
・ベントオーバーロー
・Tバーローイング
・ミリタリ―プレス
・バーベルカール
・シュラッグ
以上の7種目を行う際は必ずベルトを着用するようにしていますが、他の種目ではほぼ着用していません
よくベンチプレスでもベルトを使用している方を見かけますが、私はあまり必要性を感じない為、いまは使用していません。
ただしベンチ台に横になったさいお尻を上げてデクラインの体制になる場合には腰部に強い負荷がかかりますので、トレーニングベルトを装着し腹圧を高める必要はあると思います。
ベルトに頼りすぎるのも危険
全ての種目で全セット、ベルトを巻くというのはあまりオススメしません
必要に応じて使用すれば充分だと思います。
特に必要のない種目や負荷が軽い時でもベルトを巻いて行っているとベルトばかりに頼るようになり腹圧を高めるクセや機能を鍛えることが出来なくなり、日常生活でも思わぬケガをしてしまう恐れがあります。
特にマシン台ではベルトの使用を禁止しているものもありますので、しっかりルールは守るようにしたいものです。
トレーニングベルトの巻き方
お腹を引っ込めできるだけきつく締めるようにします
巻く位置は助骨の下(おへその上あたり)になりますが、骨にベルトが当たらないように注意しましょう。
目的はあくまで腹圧を高め腰部を守ること、多少息苦しくなりますのでインターバル間は緩め次のセットに備えていくと良いでしょう。
まとめ
初心者の場合ジム内で、ベルトやリストラップなどのトレーニンググッズを初めて購入して使用する時ちょっとした勇気が必要だったりしますが、一度使ってしまえば結局誰も何にも気にはしていないものです。
初心者の方で自分にはまだ早いなんて思ってトレーニンググッズの購入に踏み切れないという方でもベルトだけは、ケガの防止には最も欠かせないものですから、必ず用意し安全に安定したトレーニングを行っていきましょう。
それでは、また。頑張っていきましょう。
オススメのトレーニングベルト
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