TEPPEN式ベンチプレスで筋トレを楽しく、効果的に!
先日フジTVで放送された
「芸能界特技王決定戦TEPPEN」という特番でベンチプレスの回数を競う競技が放送され芸能界の筋肉自慢の猛者を大巾に上回る
武田真治さんの109回という記録がtwitterなどで大きな話題となりました。
試してみた人も多くいたようですが、どうでしたか?
やってみましたか?
やってみると分かりますが、109回とはありえない記録です。
フォームが悪いとか軽すぎるなどの意見もありましたが、それにしても驚きの記録です。
余談ですが
ただ一言だけ言わせてもらうと、ゆっくりした方動作の方が負荷は弱くなります。
武田真治さん以外の方は、前半特に素早い動作で行っていました。
そのほうが有利と思われますが、実は逆です。
速いスピードでは重量に加速が加わり負荷は強くなってしまいます。
1回だけの挙上であれば問題ありませんが、回数を競う場合には明らかに不利になります。
ですから、ほかの選手は明らかに作戦ミスだったとも考えられます。
それでも109回はすごい記録です。
ちなみにこれ
私もやってみました・・・。
なんと70kgで17回・・・放送ならカットです(笑)
負荷を逃がさないよう効かせる癖がついているためか全然伸びません。
しかも体重も計ってませんから正確にはもっと重い設定になるはずです。
この結果があまりにも悔しいのでしばらくTEPPENルールのベンチプレスを胸の第一種目に行っていこうと決めました。
TEPPEN式ベンチプレスのルール
番組で行われたルールは以下の通りです
・体重の80%の重量
・台よりお尻を浮かせた場合はノーカウント
・胸まで下ろし肘を伸ばしきる
・腕を伸ばした状態での休憩は5秒以内
他にもあるのかは不明です。
TEPPEN式ベンチプレスで胸トレ
週に1~2回の胸の日に第一種目でTEPPEN式ベンチプレスを行っています
20kg、50kgのウォーミングUPの後
70kg×2セットです。
ちなみに記録は17回→20回→22回→23回と回を追うごとに順調に伸びてきています。
このままいけば・・・とりあえず30回は近い内にクリア出来そう・・・と油断していると
17回しかできない日があったり・・・右肩上がりとはいかずその日のコンディションでも大きく変動もします。
(正確に記録の更新を求めるため手幅や挙動スピードは毎回一定にするようにしています。)
こんな感じでTEPPEN式ベンチプレスを行うと
1種目目で大胸筋の力はなくなり、次のインクラインプレスなどはバチバチに入るようになりますのでおすすめです。
かなりきついけど2セット行うというのもポイントです。
筋トレがより楽しくなる
このTEPPENルールのベンチプレスを取り入れることで回数の増加が目に見えます。
成長が感じづらい筋トレでは分かりやすいので、モチベーションが高められますしゲーム性が生まれ筋トレが一層楽しくなります。
いつかは30回・50回と伸ばしたい・・・そんな欲が生まれます。
筋肉を大きくさせる効果はあまり期待できませんが、筋持久力は確実にアップします。
そして精神的にも鍛えられ他の種目にも好影響を与えてくれると信じています。
私自身、1年以上前からほとんどの種目で重量へのこだわりを捨て効かせることばかり重視して行っていました。
このTEPPEN式ベンチプレスでトレーニングが楽しくなったと共に他の種目が効かせやすくなる効果も実感しています。
武田真治さんのトレーニング本はこちら
こちらでレビューしてます
最後に 漸増負荷と定重量負荷について
筋トレで都度、重量の更新を求める人は多いと思いますが一定の重量で回数を増やしていく方法で行っているのは聞いたことがありません。
(定重量負荷法と呼ばれているそうです)
ある程度の回数がこなせるようになったら重量を増やしていく漸増負荷(ぜんぞうふか)の理論で多くのトレーニーが重量の更新を求めていく方法を取り入れているのが現状であり常識となっています。
それは筋肉を大きくさせるために漸増負荷が不可欠であるというのが昔からの常識とされていますから、否定はしませんが定量負荷で行ってみるのも悪くはないと個人的に思います。
但し、ウォーミングUPをしっかり行いケガの無い様注意して無理せず行ってください。
それでは、また。
(過去のTEPPEN記事です)