デッドリフトの基本動作とケガをしない為のコツ
USS Mesa Verde (LPD 19)_140813-M-MX805-030 / U.S. Naval Forces Central Command/U.S. Fifth Fleet
スクワットに次いで、全身の機能や筋力向上のために取り組みたい種目であるデッドリフトですが、皆さんは取り組んでいますか?
めまいがするほどの重量で嫌いになっていませんか。
または腰への不安があり取り入れていないという人も多いのではないでしょうか。
デッドリフトは背中、大殿筋、ハムストリングスを作り、地面から重いものを安全に持ち上げる動作を身につけることが出来る種目ですが、背中や脚以外にも腹筋や体幹の筋肉を鍛える効果がありますので基本をしっかりマスターして取り入れていきましょう。
デッドリフトの基本
まず基本姿勢ですが
1、バーベルの正面に立ち、腰幅程度に開いてバーに出来るだけ近づき立ちます
2、すねを床に対して垂直をキープしながらお尻を後方に突き出し腰を沈めていきます
顔は正面を向きましょう
目線を正面にすることで、背中を丸める事が防げます
3、腕をまっすぐに伸ばしオルターナティブグリップ(片手がオーバーハンドグリップ、反対の手がアンダーハンドグリップ)で握ります、手幅は肩幅程度が基本です
4、胸を張り背中を適度なアーチを保ち、丸めてはいけません
5、腹筋に力をいれ広背筋を緊張させたまま、足裏で床を押し出す意識ですねをすり上げる様にバーをゆっくり上げていきます、上体はまだ起こしてはいけません
6、胸を張り肩を後方へ引きながらバーベルが膝の高さまで上がってきたところで上体を起こし始め腰を押し出すように背中、脚、殿筋を収縮させながら身体が真っ直ぐになるまでバーを引き上げます
7、呼吸はスタートポジションで息をしっかり吸い込んでから一度止め、トップポジションで息を吐きだします。
8、バーを戻す際は逆の軌道で行います
と文章では分かりにくいので、Yuutubeの動画を参考にしてください
動画では、ベルトを着用していませんが、必ず着用するようにしてください。
デッドリフトケガをしないための注意点とコツ
スクワット同様、デッドリフトは注意して行ないと一発で大きなケガをしてしまいますから基本が大切となります。
立ち姿勢
デッドリフトで重要なのが立ち姿勢です
お腹を上からつぶすように腹圧をかけ、身体の重心を上背部に持ってくるように常に腹圧がかかる状態をキープさせる必要があります
頭の位置と顔の向き
バーを握ったらすぐに持ち上げるのではなく、顔を正面に向けたまま頭をなるべく上に引きあげてから、慎重にバーを引き上げます。
動作はゆっくり
動作はあくまでゆっくり上げます、バーを握り引き上げた際、バーが弓なりになるまで静かに待ってから引き上げるようにしましょう
背中の上部に重さを感じてから引き上げましょう
腰の位置
スタートポジションで腰は落としすぎても、上げすぎてもいけません。
両者とも引き上げる瞬間、腰に大きな負担がかかりますから注意が必要です
腰の位置は個人差があり一概にはいえませんが、私は太ももが床に対し45度位がベストで腹圧をかけながら背中を伸ばし腕を自然に降ろしてからバーを握り頭を上げていくと腰の位置は自然と安定させる事ができます。
パワーグリップ、リストストラップ
前腕の握力を補助するためにパワーグリップを使用する場合には、オルタネイトグリップ(片手がオーバーハンドグリップ、反対の手がアンダーハンドグリップ)ではなくオーバーグリップで行うことでパワーグリップの効果が発揮されます。
私はリストストラップを使用していますが、オルタネイトでもオーバグリップでもアンダーハンドでも使用出来て重宝しています。
背中は反らしすぎても丸めてもNGです
背中を丸めない意識のため反らす意識を持ちますが、反らしすぎてもケガの原因になります。腰から背中の上部までを一枚の板という意識を持ちあくまで自然な角度を意識して行うと良いでしょう。
デッドリフトはいつ行うか
デッドリフトを脚の日に行うという方もいますが、個人的には2週間に一回位、背中の日の第一種目に行っています。
デッドリフトを行う日の背中のメニューとデッドリフトを行わない背中の日を交互にするようにしています。
この方法ですとデッドリフトの重量の更新はあまり望めませんが、背中の疲労回復の為には適量だと感じています。
デッドリフトを行う日の背中のメニュー
デッドリフトを行う日は、デッドリフトを行わない日に比べ種目数を減らし、ジムの混雑状況にもよりますが、
デッドリフト→シュラッグ→ベントオーバー→ラットプルダウン→ロウイングマシン
等々
といった具合で、セット数も少なめになってしまいます。
デッドリフトを行わない日は、種目数を増やしセット数を多く設定して取り組んでいますが、デッドリフトの重量を伸ばしたい方は週に1度位の頻度で行う必要があります。
デッドリフトを行うため揃えたいアイテム
まずは基本から応用までしっかり学んでいきましょう
パワーリフターに学ぶBIG3パーフェクトメソッド―スクワット・ベンチプレス・デッドリフト完全攻略! (B・B MOOK 1309)
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ベルトも必須です、腰を痛めやすく腹圧も大切になりますから必ず着用するようにしましょう。
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握力に自信のない方はリストストップがおすすめ
足元から床を強く押し出すためシューズも大切です
最後に
「デッドリフト」の名前は死ぬほど苦しいとか、意識のない死体を持ち上げるといっ由来があるそうですが正しくはデッドウエイト、床から静止状態のウエイトをリフトするという説が有力で、数多くあるウエイトトレーニングの種目の中でも反動を使えない難しく苦しい種目ですが、ぜひ取り組んで欲しいと思います。
最大筋力の向上や全身の筋量増加に欠かせない種目で体幹の強化に最も高い効果が期待できます。
取り組んでいる方が比較的少ない種目だからこそ、積極的に取り組んでいく価値が私はあると思っています。
また、デッドリフトを行う際は軽めの重量でしっかりウォーミングUPを行い、体調に合わせ重量を設定しケガのないよう無理をせず取り組んでください。
それでは、また。頑張っていきましょう。
筋トレのテーマ 2017年2月は「減量」 筋量を残しながら脂肪を落とす工夫
Fire Training 03262014 003 / City of Marietta, GA
毎月、いつも行っているトレーニングにプラスしてテーマを持って取り組んでいますが
今月のテーマは先月に引き続き「減量」です。
ただ今月からは、単なる減量ではなく、なるべく筋量を落とさず脂肪を落としていく様にしていきたいと思っていますがとても難しい事ですが逆にシンプルに取り組んでいくように心がけます。
今月取り組むトレーニング方法と食事方法についてまとめていきます。
それでは、まず先月の反省から始めていきます。
先月2017年(1月)のテーマは「4週間の減量」でした。
結果からいいますと、体重は2.7kg減、体脂肪率は1.5%の減少でした。
取り組み始めですからもっと減らせるだろうと思っていましたので、結果は良くありませんでした
6カ月で15kg。
月平均2.5kgという計算で考えればOKなのですが、2月はもう少し落とせるようにしていきたいと思っています。
元の体重95kgからの2.7kgの減少ですから、見た目もサイズも大きな変化はありませんし気をつけなけばすぐに戻ってしまうレベルですので、今後も気を引き締めていきたいと思います。
先月、気を付けた事は、アルコール、甘い物(糖質)、脂の3つの「ア」です。
これは「IRONMAN 2017 1月号 P88」の記事でオードリ春日の栄養カウンセリングで紹介されていたものですが、
具体的には
アルコールについては元旦と新年会以外は節制できましたので、引き続き継続させていき、甘い物(糖質)はGI値を下げる工夫として途中から白米に押し麦を加えた麦ごはんに変えてお昼と夕食の量を2/3程度に減らしました。
脂質についてはこれといって変えてはいませんが、食事日記をつけることで摂取量を把握し気を付けるようにしました。
脂質の上限は1日60gで設定していましたが一日平均はおよそ50g程度に抑えられました。
よほど脂っこいものを食べなければ苦も無く守れる量でしたが、もっと意識して減らさなければいけないのかも知れません。
平日の食事メニューは表を作成し記録していましたがタンパク質も炭水化物も少ないというのが分かります(見ずらいので削除しました。)
もう少しボリュームがあってもいいと思いますが、休日は食べ過ぎてしまったり外食する事も考えるとちょうどいいのかな?プロテインを増やすべきとも考えられますね。
とまぁ〜記録をつけると色々分かりやすくなりますので、基本的な事ですが大切だと改めて思いました。
今月(1月)のトレーニングは一時仕事の都合でジムへ行けない日が数日あり、ダブルスプリットを入れるなど工夫して行っていきました、重量的にも今まで通り出来ていたと思います。
時間がある時はトレーニングの最後に有酸素取り入れていました。
筋トレのテーマ 2017年2月は「減量」 筋量を残しながら脂肪を落とす工夫
今月のテーマは色々悩みましたが、引き続き「減量」にしました。
とても難しいテーマですが自己流で取り組んでいきます。
3つの「ア」に気をつけていきます。
まず基本となる食事ですが、先月同様3つの「ア」
アルコール・脂・甘い物(炭水化物)に気をつけていきます、
アルコールは普段は飲まなければいいだけの事ですから簡単ですが、問題は甘い物=炭水化物と脂質です。
炭水化物を減らすとおかずが増え脂質が増えてしまいがちになりますし、かといって炭水化物は極力抑えたいわけですからそのあたりのバランスを気をつけていきたいと思います。
また食事の日記をつけることも重要だと改めて実感しましたので今後も継続させていき
栄養の過不足や課題を明確に把握していきたいと思っています
仮に今取り組んでいるダイエットが思う様に行かないという方はぜひ食事の記録から分析してみる事をおすすめします。
筋量を残しながら脂肪を落とすトレーニングメニュー
高重量と低重量でのハイレップの組み合わせのバランスを意識して取り組んでいこうと思っています。
例えば上腕二頭筋のメニューですが
1、バーベルカール 高重量
50kgで8レップス〜5レップス×3セット
2、ダンバルカール 中重量
(ハンマー気味に捻りを入れて)20kg×3セット
3、プリチャーバーベルカール 高重量
40kgで10レップス~8レップス×3セット
4、ケーブルハンマーカール 中重量
32kg〜41Kg 位で5セット重さを変えながら長頭(外側狙いで)
5、ケーブルカール 軽量
22kgで 50レップス~10レップス 計100レップスまで
といった具合で、高重量から最後ハイレップでしっかり追い込んでいく様に一部位につき5〜6種目、全身を5分割で取り組んでいき
今まで以上に効かせていく様にしていきます。
まとめ
今月(2月)のテーマはとても難しく永遠の課題ともいえる
「筋量を残しながら脂肪を落とす工夫」ということで、自己流ではありますが取り組んでいきます。
基本となる食事は3つ「ア」に気をつけ
トレーニングは高重量×低レップスで筋量の維持を狙い、低重量×高レップスで脂肪燃焼の効果を期待し成長ホルモンの分泌が高まる様トレ-ニングメニュ-を組んでいきたいと思います。
それでは、また。頑張っていきましょう。
お腹いっぱい食べても、しっかりやせる! 糖質制限、必要なし! もち麦ダイエットレシピ
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あなたの知らない「ゴールドジムの世界」
Gold's Gym - Ribbon Cutting / GaryPaulson
初対面の人や久しぶりに会う人から「いいカラダしてるね〜鍛えてるの?」
「はい。ゴールドジムに通ってウエイトトレを週に・・・」
「ゴールドジム?すごいね!」
って会話よくありますが
これは私がすごいのではなく、ゴールドジムに通っている事だけがすごいという事のようで、「ゴールドジムって言わなきゃ良かった」と感じる事があります。
別にゴールドジムの事を自慢したいというわけではなく、分かりやすいとおもい名前をだしてしまうのですが
ゴールドジム=すごい鍛えているという図式が世間一般のようで、なかなかのブランド浸透力だと感じています。
でも実際のゴールドジムは少し違います。
というと語弊がありますが、そんなにムッキムキの人ばかりが集まる様なマニアックなところではありません。
そこで今回は、意外と知られていないゴールドジムの世界をご紹介していきます。
ゴールドジムに通われている方にとっては当たり前の話ですが、これからジムを選択される方はぜひ、参考にしてください。
あくまで個人的な見解で、特別調べたわけではありませんのでご了承ください。
マッチョな人は全体の2割程度しかいない。
ゴールドジムに通っている人すべてが、ボディービルの大会に出ているようなマッチョの強者ばかりというわけではありません。
個人的な感覚ですが、マッチョといわれるような人は多くて2〜3割程度でしょう。
(場所や時間によって変わりますが)
全ての人がマッチョではなく、初心者の方や痩せている人も太っている人もみんな頑張ってトレーニングをしています。
年齢も高校生くらいから70才を超える様な方まで幅広い年齢層です
当たり前の事なのですが、その2割くらいのマッチョの人全員が、肩で風切り威張っているわけではありませんし、むしろ優しい人が多い印象です。
中には、いきがっている人もいますがそんなには気になりません
ですから、ゴールドジムが家や職場から通えるところにあって本格的に身体を鍛えたいけど入会を躊躇している方は何も気にせず一度入会してみる事を私はおすすめします。
間違ったフォームの人も沢山いる
初心者講習やパーソナルを受けている方は別として、どこのジムやスポーツクラブでもいると思いますが自己流の間違ったフォームで行っている人をゴールドジムでも多く見かけます。
トレーナーが注意すればよいのですが、よほどで無い限りは見てみぬふりの様です。
私も時々口に出したしたくなりますが、黙って見過ごすようにしています。
良く言えばトレーニングはそれぞれの目的やペース、重量設定など個人の意思で取り組んでいますから、個人の自由という事でしょうか。
何が言いたいかと言うと、ゴールドジムに通っている人すべてが上級者で完璧なフォームで行っているわけではないという事です。
トレーニングのレベルがものすごく高いというわけでは決してありません人それぞれです
ですから初心者の人も安心してトレーニングが出来ますし、上級者の正しいフォームを目の前でしかも無料で盗む事も可能ですから、少しづつトレーニングフォームをマスターしていくように意識していれば徐々にトレーニングが上達していくようになると思います。
※上級者の方の場合わざとチーティング(反動)を入れている場合がありますので、それは真似しないようにしてください。
女性は1割程度
これも時間や場所によって異なりますが、女性の方も1割程度はいます。
原宿や表参道などの都心部は3割位いるかも知れません。
男ばかりという事ではありません。
女性専用のマシンコーナーも小さい面積ですが設けてありますし、女性でも重い重量を正しいフォームで扱ってトレーニングされている上級者の方も多く見かけます。
その女性たちの多くは決してマッチョになっているというわけではなく、カッコよく引き締まっています。
ぜひ、女性の方もゴールドジムで筋トレ頑張ってほしいと個人的に思います。
有酸素運動またはスタジオプログラム中心の人もいます
意外に思われるかも知れませんが、ウエイトトレーニングはほとんど行わず、バイクやカーディオマシンでの有酸素運動、ステップやパワーヨガなどのスタジオプログラム中心の人も多くいます。
全員が全員、ウエイトトレーニングばかりしているわけではありませんから、ウエイトトレーニングは苦手と感じる方でも、自分の目的に合わせたトレーニングが可能です。
ただスタジオのプログラム数は他のスポーツクラブに比べると少ないので、スタジオプログラムに通いたいという方は事前に確認をしてください。
想像以上にプロテインは美味しいです
別の記事でも紹介しましたが、ゴールドジムは受付の隣にラウンジが併設されていて、ゴールドジム社製のプロテインを選んでその場で飲む事ができます。
プロテインの味や量を選びサプリメントのオプションもありますが
1杯20gのプロテインを冷えた低脂肪牛乳でミキシングしてくれます。
値段は1杯350円〜(店舗により異なります)
これが、本当に美味しい・・・自分で作るより数倍美味しく感じます。
特にトレーニング後の一杯は格別です。
ぜひ一度みっちりトレーニングをして、最後飲んでみてください。
病みつきになりますよ!
まとめ
今回はゴールドジムの意外と知られていない世界についてまとめていきました。
ゴールドジム=すごい鍛えている人が多く敷居が高いイメージを持たれている方が多いと思いますが決してそんな事はありません、ジム選びを悩んでいる方は一度覗いて検討してみてください。
私自身も「ゴールドジムに通っている=すごい鍛えている人」というありがたいブランドイメージに負けないようにしっかり鍛えていかないと、恥ずかしいのでこれからも日々精進していきたいと思っています。
それでは、また。頑張っていきましょう。
(美味しいプロテインの中でも一番人気はミックスベリーです)
GOLD'S GYM ホエイプロテイン プラス ペプチド&ビタミンB ミックスベリー900g
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疲労感が抜けない中での背中トレーニング
Weight Training Crossfit Fitness Model Gym Exercises / ThoroughlyReviewed
数多くある筋トレの種目の中で、私が一番好きなトレーニング部位は背中です。
トレーニングの初めの頃はさっぱり効かせ方が分からず
腰は痛くなるし腕ばっかり疲労してしまうことも多く、難しいと思っていましたが
ようやく意識であったり効かせ方を覚え、今では一番好きな部位となりました。
今回は先日行った背中のトレーニング内容をコツを交えご紹介していきます。
仕事終わりの夜、多少の疲労感と前日の脚トレのハリも大殿筋やハムにある状態でした。
5分割で行っている順番が年明けから少し変わってしまい、肩→脚→背中→胸→腕となっていますが、
もう一度考え直した方が良さそうな気がしています、脚の翌日に背中っていう大きい部位が続くのもどうかと感じています。
話がそれましたが、それでは背中の種目についてまとめていきますので、背中が苦手という方、参考にしてみてください。
- ベントオーバーロウ(バーベル)
- ラットプルダウン
- ハンマーストレングス ワイドプルダウン
- ハンマーストレングス ハイロウ
- ハンマーストレングス ロウ
- ローイングマシン(ワイドグリップ)
- Tバーローイング
- チンニングマシン
- 最後に
ベントオーバーロウ(バーベル)
ベントオーバーロウは、スタンディングでバーベルを持ち上半身を前傾させ膝の高さ位からバーをおへそ辺りに背中の力で引き上げる種目です。
第一種目はパワーラックが空いていたので、ベントオーバーロウからスタート。
背中の前傾は浅めで、リズムよくインターバルも短めで背中全体に効かせるように行います。
重量が重くなるにつれ、腰が支点として動きやすくなりますが、しっかりベルトを締めて肩甲骨以外は動かさないよう意識すると良いでしょう。
ポイントは背中のストレッチを意識させることです。
やや猫背気味の前傾姿勢でつま先に重心がかかり、トップとボトムで静止します。
20kg 20回
60kg 12回
100kg 10回
120kg 10回×2セット
100kg 10回×2セット(握りを逆手に変えます)
※回数はおおよそで、限界に感じるまで全セット行っています。
いつもはこの後バーベルシュラッグを200kg位で入れるのですが、今日はパスしました。
ラットプルダウン
Bodysolid ボディソリッド プロラットマシン GPLM83 (プレート仕様28mm)
ラットプルダウンは肘の使い方と横から見た身体の角度が大切であると思っています。
全身の力を使わないように基本的にはこちらも上半身が前後に動かない様、意識し肩甲骨と肘だけを稼働させきっちり引き寄せるようにしています。
初心者の方でラットプルダウンが上手く背中に効かせられないという方は
ハイレップでとことんやり込んで背中の感覚を感じられるようにすると良いと思います
目線は重りを追うように上下させ、引いた時に顎を上げ収縮を意識します。
足幅を閉じ、骨盤を立てて指先は引っ掛けるだけで行うと良いでしょう。
55kg 12回
64kg 10回
82kg 8回、7回、8回
82kg 8回、8回(パラレルグリップ)
ここまでの2種目で背中は終了したいくらいの感じで、すでに背中は疲労しています。
ハンマーストレングス ワイドプルダウン
ハンマーストレングス社のマシンを使用したトレーニングになります
ハンマー社の特徴はダンベルのように片側づつプレートの負荷をかけることが出来るマシンになります。左右の筋力や筋量の誤差を整えるのに役立つマシンです。
いつもは第一種目に行うことが多いのですが、今回は3種目目で疲労感がある中で行いました。
20kg 20回(片側)
40kg 12回
60kg 8回、7回、8回
50kg 10回
この種目、重量が長い事更新できずに停滞しています。
コツは上体を寝かせる事なく、肩甲骨は動かさないように広背筋で引くイメージでしっかり肘を引き込むように行うと広背筋全体に刺激が入ります。
この日は、ハーフとフルの組み合わせもいれながら刺激を入れていきました。
筋トレの効果が実感できない時に試して欲しい「フル&ハーフメソッド」 -
ハンマーストレングス ハイロウ
手のひらを体側に向け斜め上方から胸の外側に引き込むかたちで、小川直哉選手がよくやっていたハッスル!のポーズといえば分かりますか?若い人は分からないかな?
広背筋の外側から大円筋を刺激してくれるマシンになります。
この種目は、先程のワイドプルに比べ重量は軽くなります。
肘を引きこんだ時に背中の中央部から外側を収縮させた状態で止める様にしています。
腕の長い方や肩幅が広い方は片腕づつ行うと良いとされています。
20kg 12回
40kg 10回、8回
30kg 12回
この種目は他の人に比べても明らかに重量が少なくもう少し改善が必要と感じていてセット数も少なめですが引き込む時に顎を上げることで、肩甲骨の下側に刺激が入ります。
ハンマーストレングス ロウ
【背中の筋トレ】「ハンマーストレングス・アイソラテラル・ローロウ」トレーニング説明動画
身体の正面からおへそ付近に引き込む種目です。
この種目も片側づつ行う事で可動域が広がり、重量も重く設定できます、広背筋の下部の厚みに効きそうな感覚を得ることが出来ます。
20kg 20回 ゆっくり収縮させていき
60kg 12回
70kg 10回、10回、8回
ローイングマシン(ワイドグリップ)
初心者用のマシンで、ワイドグリップのバーを取付、肩の後部付近と僧帽筋の筋肉を収縮させていきます。
軽めの重量をハイレップでゆっくり全可動域で行っていく事で、背中の至るところにバーンが入ります。
グリップが回転するタイプが好きで、引き込む時に腕を外旋させながら行うと強い刺激が得られます。
30kg 50回
40kg 20回~30回 2セット
Tバーローイング
Tバーロイングは別記事でも紹介していますが、背中の中央部の収縮感意識して、身体の反動を入れないようにきっちりスタートポジションから全神経を集中させて行っています。
腰を痛めやすいのでベルトもしっかり装着し腕以外は動かさないイメージでボトムポジションで数秒止めることで背中にしっかり効かせる事ができます。
個人的に一番効かせやすい種目で重量もだいぶ伸びてきていますが、効き過ぎるので頻度は背中の日の2回に1回くらいにしています。
40kg 15回
60kg 12回
80kg 8回 6回 8回
60kg 10回
インターバルも少なめで呼吸を整える程度にしていますが、息も完全にあがり冬のこの時期でも汗が止まらなくなります。
チンニングマシン
先月(12月)の強化メニューで取り組んだ、苦手としているチンニングですが、
膝を台にのせて補助のウエイトが付けらるマシンで行っています。
今日は最終種目ということで、
2枚(マイナス20kg)で10回3セット
背中が伸びてストレッチにもなり、気持ち良く終了です。
最後に
最近は背中のハリや疲れが抜けにくい為、今日のようなメニューを組んでいますが背中の種目は他にもシュラッグ、ハーフデッド、ケーブルローイング、ダンベルロウと行いたい種目が沢山あり選択に困ります。
イメージとしては頭上から引く種目、正面から引く種目、床から引く種目、背中の広がりを狙う種目、背中の厚みを付ける種目をバランス良く組み合わせるように心がけています。
また重い重量を扱う日とレップス数を多く入れる日を交互に入れ替えていく様にもしていますが、最近は背中の張りが抜けない為ハイレップスで行う方が多くなってしまっています。
また正面に向き鏡の前に立つと右利きの私は右側の方が広背筋が広がっていますのでハンマーストレングのマシンを多く使用し左右のバランスを整えるようにしています。
そして・・・
全種目終了後にはジムにある「骨盤職人」でしっかり背中や腰廻りをマッサージを行っていてとても気持ちがいいので気に入っています。
家にも1つ欲しいけど、買ったら奥さんに確実に怒られそうな気がしていて躊躇しています。
今回は背中のトレーニングについてまとめていきました。
背中が上手く効かせられないという方、参考にしてみてください。
それでは、また。頑張っていきましょう。
IRONMAN 2017 2月号特集記事「鈴木雅の誌上マッスルキャンプ」
毎月購読している「カラダ改造マガジン IRONMAN」での気になる特集記事の紹介をしていきます
今月号の表紙は鈴木雅選手のレッグエクステンション。
大腿四頭筋の盛り上がりと食いしばる表情が印象的です。
そして今月号より楽しみな連載企画がスタートしました
それは
昨年世界ボディビル選手権80kg級で優勝という快挙を成し遂げた鈴木雅選手による誌上でのトレーニングセミナー「マッスルキャンプ」です。
来月号からこの記事を読むだけでも楽しみになりそうです。
今回は、この「誌上トレーニングセミナー マッスルキャンプ」について紹介していきます。
すべての種目に共通する考え方
初心者の内は特に「効かせましょう」とか「意識しましょう」といわれても神経系が未発達のため「効かせる」ことが難しいです。
筋肉がどういった形をしていてどうすれば動くのか。
まずそこを理解することが大切です
引用:IRONMAN(アイアンマン) (2017年2月号) p24
今回の第一回目では
・身体の連動
・解剖学と力学視点
・重心と支点
・手首、足首など末端分の使い方
・グリップの握り
について書かれていますが、鈴木雅選手がよくセミナーや著書で言っている
「顎の使い方」や「骨盤」の位置「股関節」の向きなどとても参考になります。
普段あまり意識していない事ばかりで、個人的に大変興味があり、しっかり学んで参考に試していきたいと思います
今月号は予告編のような内容で次回からさらに詳しく部位別のトレーニング種目について説明していくそうですので楽しみです。
万人に当てはまるトレーニング理論は存在しない
来月号から始まる「マッスルキャンプ」ですが鈴木雅選手はこう述べられれています
トレーニングにおいて経験則のみで指導するのはケガをするリスクを伴うという
「これが絶対に正しい」という理論は存在しない、あくまで今の考え方であるという事を理解してほしいということです。
個人の骨格や柔軟性といった「個人の評価」に則ったトレーニング方法を提供し指導していくのがパーソナルトレーナーでありすべてのクライアントに対して同じメニューを提供するという事はあってはならないことであって
例えば、肩幅が広い人はロウイングやラットプルダウンでは広背筋の下部には効かせづらい傾向にあるが、そんな時の対処法などが紹介されています。
詳しくは本誌を読んで欲しいのですが、解剖学と支点と重心からしっかりと理論つけて解説されています。
その他にも、ベンチプレスの際の手首の使い方、スクワットでの足首の使い方、
グリップの力の入れ方(強弱)や指一本の使い方ひとつでもトレーニング時における身体の動きは変化し効果が異なるというのですから大変参考になると思います。
そんな詳細にトレーニングの事を解説してくれている本がありましたでしょうか。
パーソナルのトレーナーでもそこまでは理解して指導できている人は少ないのではないでしょうか。
とてもディープな内容になりそうな感じで初級者には難しいと感じてしまうかもしれませんが、決してそんな事はない内容になるであろうと期待していますし、初級者のうちから正しい理論に基づいたフォームを身につける事は決して悪い事ではないので、大いに役立つ事でしょう。
まとめ
IRONMAN 2017年の2月号より連載が始まりました
「鈴木雅の誌上マッスルキャンプ」
身体の連動、解剖学と力学視点、重心と支点、手首、足首など末端分の使い方グリップの握り方・・・これらを踏まえ来月号から種目別に解説してくれることでしょう。
しかも現役の世界チャンピオンが解説してくれるのですから、これ以上の説得力に勝るものはないでしょう。
来月号からの「IRONMAN」を楽しみに期待していきたいですね。
それでは、また。頑張っていきましょう。
プロテインシェーカーは「サンデサ ブレンダーボトル」がおすすめです。
前から気になっていた「Sundesa Blender Bottle」(サンデサブレンダーボトル)
を購入しました。
以前も使用していて重宝していたのですが、ジムに忘れてしまい再び購入です。
これでプロテインシェーカーは5代目になりますが、大半がジムへの置き忘れで紛失。
本当に忘れ物が多くて困ります。
そこで今回は誰も選択しないであろうピンク。
自分の好みとは真逆で目立ちますがジムの棚に置いても間違えて持っていかれる事も拾って盗まれたとしても使いづらいだろうという事で選びました。
今回はミニストッカーが2つとピルケースを装着できるタイプの物を選択しました。
ブレンダーボトルを購入した理由
最近、疲労が抜けずらいという悩みがありサプリメントが増えてしまっています。
現在摂取しているサプリメントは、
カルニチン、アルギニン、HMB、マルチビタミン、CLA、亜鉛。
マルチビタミンと亜鉛以外はトレーニング前に摂取していますので、毎朝、用意して家から小分けにして持ち歩いています。
他にもジムに行く際にはトレーニング前やトレーニング中に摂取しているBCAAを1リットルボトルに溶かしたものとホエイプロテインまたはソイプロテインをシェーカーに溶かして持ち歩いています。
シェーカー2つにサプリメントケース・・・
休みの日は家からジムに直行ですから良いのですが、平日は朝から会社へも持ち歩いていますので、結構な荷物になります。
また暖かくなってくるとプロテインを牛乳などで溶かしてから持ち歩くのは傷みやすくなるので絶対に止めるべきで、粉状で持ち歩くようになり飲む直前に溶かすようになります。
そんな時、この別容器があれば予備のプロテインとサプリメントを別容器の方へストックしなおかつ本体に装着ができる、なんて便利なんだと感心していて、こんな理にかなった商品他にはないと思いこのブレンダーボトルが今の自分には適しているだろうと思いました。
ゴールドジムでは、バケツ並のプロテインのでっかい容器を持ち歩いている強者も見かけますが、私はそんなレベルではないのでブレンダーボトルの別容器で十分ことが足ります。
サンデサ ブレンダー ボトルの特徴
・(指をかける)ループ付きの容量22オンスのカップ(約650ml)
※上蓋一杯の量ですので使用に関しては500ml位になります
・150 cc容器(蓋つき)
・100 cc容器(蓋つき)
・取り外し可能なピルオーガナイザー(蓋はありません)
・ブレンダーボール(ワイヤーボール)
金額はジムのショップで購入しましたので2,160円(税込み)でした。
AmazonやiHerbであれば1,500円前後で購入できそうです。
※ネット購入の場合、色によって値段も変わるようです
ブレンダーボトルの使用感
付属容器の着脱
2つの別容器とピルケースの着脱はしっかりと装着できるので問題ありません。
ただプロテインは粉状ですから、鞄の中で開いてしまった時の惨状を考えると慎重に開閉する必要はあります。(他の容器でも同じですが)
プロテインの溶けやすさ
付属のブレンダーボールが他社の物よりも若干柔らかく、溶けづらいソイプロテインでもダマを作らず簡単に溶かすことが出来ました。
また泡立ちも少なく溶かすことができ今使っている他社のシェーカーと比べると雲泥の差があります。
飲み口の構造
飲み口の直径が約27mm。と大きすぎず、ちょうどいい感じです。
キャップの開閉も柔軟性があり開け閉めしやすいのですが少し硬く感じる方もいるかも知れません。
キャップを閉じた時に「カチッ!」となり、しっかり閉じられたという合図になり安心してシェークできますが、蓋のねじ込みは確認してください。
キャップを締めるこの「カチッ!」という音はトレーニングにも気合が入ります!
気合が入るのは、私だけではないでしょう。おそらく・・・
洗いやすさ
問題があるとすれば洗いやすいかどうかですが、飲み口のキャップ部分の構造上ある程度は洗いにくい面はありますが、つるっとした素材ですので簡単に洗い流すことが可能です。
また素材にゴム製のパッキン等は使われていませんのでそんなに苦には感じません。
まとめ
サプリメントを持ち歩きたい方や外出先で1日に複数回プロテイン等を摂取したいという方にオススメです。
また別容器が付属されていないタイプもありますので、プロテインが溶けにくいと感じている方や泡立ちが気になるという方も一度ブレンダーボトルを試してみることをオススメします。
それでは、また。頑張っていきましょう。
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