感覚重視で効かせるトレーニング。IRONMAN2018年1月号より
定期購読している「カラダ改造マガジン IRONMAN」より
気になる記事を紹介していきます。
自分自身現在トレーニングメニューを大幅に見直し取り組んでいますが、同じ様な考えでトレーニングに打ち込んでいる木村征一郎選手のインタビュー記事が掲載されていたので、ご紹介していきます。
木村征一郎選手のプロフィール
1978年生まれ
トレーニング歴20年
身長160cm、体重65kg~74kg
主な成績は
2014年ジャパンオープン4位、日本選手権12位
2017年ジャパンオープン1位、日本選手権7位
世界選手権 65kg以下級 7位
職業は消防士
引用:IRONMAN (2018年1月号)より
今年、3年ぶりの日本選手権で7位と進化を遂げて大会に復帰しました。
今後の活躍がますます期待される選手です。
消防士というハードな職業の合間に行っているトレーニングについての考え方を本誌よりまとめていきます。
感覚重視の効かせるトレーニングメニュー
もともと背中や腕は発達しやすかったそうですが
肩、脚、カーフは重量を重くしてもなかなか大きくならず
コントロールできる重さに変えてから効き始めたと語っています。
現在、基本的に4分割でオフはなし。
腕は2日に1度の頻度で
種目の順番やレップ数も毎回こだわりなく
インターバルは大きい部位は1分〜2分。
パンプ重視の腕やカーフは30秒〜45秒
メチャメチャ重い重量は扱わず軽すぎない重さで
あくまでその日の感覚.....調子や種目の順番でも変わるので
重さよりも筋肉が動いて刺激が入っていることが大切・・・。
「フォームはある程度きれいに行っているが
教科書通りにこだわる事なく自分に効く角度で
刺激が入っていることを重要視」しているという。
「どういうポジションが効くかなど考えながら1人試すのが好き....」と語っていますが
これが今すごくわかります。
試行錯誤していて効いたというよりも強い刺激を得た瞬間.....ほんと楽しくて
次の種目でも・・・となります。
もちろん関節の痛みやMAX重量ではなく、軽い重量で筋肉に効かせられる感覚です
この感覚重視のトレーニングについてこう語っています。
例えばスクワットを高重量でやっていた時は、セットに入るまでの集中力と恐怖感がすごくありました。ですが今の方がしんどくて対象筋には効いている気がします。
鈴木雅選手のマッスルキャンプ最終回
残念なことに今回が最終回となりました。
1年に渡り連載されてきた情報はとても分かりやすく、価値のあるものでした。
バーの握り方から、目線、立ち巾、細かい部位に効かせる方法など惜しみなく解説されていてとても参考になりました。
突然ですがここで復習問題です。
マッスルキャンプの中で鈴木雅選手が解説した1つにサイドレイズのグリップについての解説があります。
見た目が同じでもグリップの違いで三角筋の前部、側部、後部への刺激が変わりますが
ダンベルやマシンを握る時、前部に効かせたい場合には親指側?それとも小指側?
どちらを意識して握ると効果的でしょうか?
正解が分からないという方は、「アイアンマン2017年8月号」をどうぞ。
今後もマッスルキャンプの記事は参考にしていきます。
上手くいかず悩んでいる時、丁寧に読み返すと思わぬアドバイスがあります。
”本当に効かせる” トレーニングを模索中の私には手放せないものになりました。
また編集部の方には、何かしら連載企画を始めて欲しいと思います。
最後に
今回は木村征一郎選手のインタービュー記事を紹介しました。
詳細なメニューは本誌に掲載されていますのでご一読ください。
メニュー内容を見ると、脚以外のセット数は、そう多くはありません。
それだけ1セット毎の強度が強くハードになっているのだろうと思います。
またオフがないというも関節への負担が少ないからこそだと言えるでしょう。
これこそが重さに頼らない、今私が目指しているトレーニング法に近いものがあると参考になりました。
それでは、また。頑張っていきましょう。