背中トレーニングの革命的グッズ 試した感想と効果的な方法
背中のトレーニングが難しいと感じていませんか?
個人的には大好きな部位の一つですがどうでしょうか。
毎回、しっかり効かせられていますか?
ゴールドジムでも効果の低いであろう行い方で、重量負けや負荷が完全に抜けている人を相変わらず見かけます。
それは初心者の方に限らずベテラン風の方でも多いのでついつい口に出して教えたくなりますが・・・。
そんな難しいと感じる方が多い背中のトレーニングに待望の器具が日本にやってきました。
その名も『MAGグリップ』という特殊な形状をしたバーです。
メインに通っているゴールドジムにもようやく数か月前MAGグリップ(実際は似ている物)がワイドからナローまで4種類導入されました。
これなら背中がイマイチ効かせにくいという人でも間違いなく効かせることが出来るといいたいところですが、ポイントを押さえなければ高い効果は望めません。
当たり前ですが、ストレートのバーであろうがパラレルグリップであろうがフォームが崩れていては効果は低くなります。
そこで今回は、MAGグリップを効果的に効かせるポイントをまとめていきます。
(あくまで個人的意見です、メーカーの見解と異なる場合もあります)
MAGグリップを使用してみた感想
ラットプルダウンで3種類のMAGグリップを試しました。
重量はいつもと同じで20レップを計12セット。
これはかなり良い!
これなら誰でも効かせられるのでは?と思いました。
本当に良いので個人的に気に入りました。
商品のレビューを見ると「別に!」という否定的な方もいますので好き嫌いに分かれますが一度試してみる価値は十分にあるといえます。
中でもワイドグリップが気に入りました。
手のひらを身体側に向ける基本から、リバースさせて正面側にしてみたり色々試しました。
どれも刺激が強く入り楽しくなってきます。
欠点があるとすれば、パワーグリップが使いづらいことですが必要ありません。
持ち手の部分に平板があり握り込めないようになっています。
指の第一関節を引っ掛けるようになり腕の力が入らないというのもよく考えられています。
MAG グリップの特徴
・握力が使えないようフックグリップが作られている
・肩の内旋、外旋が入り胸椎が動きやすくなり背中にヒットしやすいようになる
MAGグリップの計算されたグリップの角度が肩を内旋(手の平を向かい合わせ)させたままバーを引き込めます。
そのことにより広背筋の下部から大円筋にしっかり収縮とストレッチが得られます。
またグリップの形状が特殊で握り込めないようになっています。
指先だけを引っかける形になり余計な腕の力が入りにくい為、背中にダイレクトにヒットする様になります。
腕ばかりに力が入ってしまう人には有効なグリップとなっています。
MAGグリップをさらに効かせるには
これらはストレートのバーであっても同じですが、フォームが大切になります。
特に大切なのは
・重すぎない重量で設定
・上体を倒し過ぎないように骨盤を立てた状態で行う
・脚を開かないようにしっかりパッドに安定させ骨盤が動かないようにする
・トップからボトムまで負荷を一切逃がさない事
・肘は肩と平行よりやや下までで引き過ぎないように
・目線は重りを追うようにトップで下、ボトムでやや上方にしストレッチと収縮を最大限入れるようにします。
・終始、軽く腹筋にも力を入れて行う
感覚としてはパラレルグリップやストレートのバーより、大円筋や広背筋中部から下部にかけて的確に入りやすくなるので、意識してみてください。
MAGグリップがないときの対処
とはいえMAGグリップが導入されていないジムもあると思います。
私の通っている別の店舗のゴールドジムには、まだ配置されていません。
そんな時でも、ストレートのバーで工夫すればMAGグリップ同様に効かせられることが可能です。
それは、グリップをやや内旋、あるいは外旋させた状態で握ります
イメージとしてはオリバーポーズからのスタートポジション
(またはその逆)
オリバーポーズでストレートのバーを握ることは不可能ですので、あくまでイメージです。
両手のひらを内側や外側に気持ち傾けるため、サムレスグリップ(親指を外す握り)にし指先だけを引っかけるようにします。
(オリバーポーズ)
そうすることでMAGグリップに似た効果が得られるようになり
上腕二頭筋に負荷をかけることなく背中の筋肉を効かせやすくなります。
まとめ
背中のトレーニングでイマイチ効きが悪いと思う方にオススメのアイテムです。
ぜひ正しく使い試してみてください。
MAGグリップの良さが実感できると思います。
個人的に背中の種目は上から引くラットプル、下から引くベントオーバーロウやTバーロウが好きで種目数も多くなり、ついつい時間も長くなります。
これにMAGグリップを加えてしまうとセット数が多くなりすぎますので、背中も上部、下部に分ける必要があると思いました。
背中トレーニングのバリエーションが増え、ますます好きになりそうです。
それでは、また。頑張っていきましょう。
MAG (Maximum Advantage Grip) Wide Grip ワイドグリップ ケーブルトレーニング用アタッチメント
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