背中が発達しないという方へ Tバーローイングがおすすめ、5つのコツ!
2019年4月25日 記事修正
背中のトレ-ニングでは、背中の筋肉を意識する事が重要だと言われていますが
いかがですか?
しっかり意識出来ていますか。
初心者のうち、やってしまうのが背中の筋肉をうまく使えず、腕や腰、最悪な場合は全身を使ってしまい、扱える重量は伸びるけど背中にはほとんど効いていない場合があります。
また腰を痛めたり、肩を痛める原因になる事もあります。
そんな時おすすめしたい種目が、Tバーローイングです。
ジム内を観察していると取り組んでいる人はあまり多くない気がします。
おそらく腰への負担を警戒しているのだろうと勝手に思っていますが、実は効果が非常に高いのでもったいないと感じています。
私自身Tバーローイングで背中の筋肉を意識出来る様になってから、ケーブルローイングやダンベルローイング等の背中の種目の効きが明らかに良くなりました。
まだ取り入れていない方や、背中の効きが悪い方はぜひ試してみてください。
◆それでは、Tバーローイングを行う際のポイントです。
(※あくまで個人の見解です、ご了承ください。)
Tバーローイングのポイント
1、1セット目は軽い重量で
しっかりフォ-ムを確認しフィニッシュポジションで収縮を強く意識します。
ゆっくりと行いましょう。
(1セット目でしっかりパンプ感を得るように)
2、背中の種目の最初または、最後に行うと他の種目にも効果があります。
(効きが良すぎるので最後にするようにしていますが・・・)
3、上体の角度はあまり気にしない
フォームですが、重量が重くなる度に上体が起きてしまいますが気にせず毎回少しずつ、上体を起こさなくても出来る重量が増えていく様になるでしょう。
ただし目線は落とさないように、背中が丸まると腰を痛めます
4、フィニッシュで止めを入れる
上げきった時に肩甲骨を引き寄せ2〜3秒止め、背中の筋肉にしっかりと意識させます。
8〜12レップスで5〜7セット
5、足の位置を一番力が入りやすいポジションで
足の位置がポイントになりますので、足の位置を慎重に設定してください。
・間違ったやり方としては、腰も一緒に上げてしまっている人をよく見ます。
それは背中のトレーニングというよりむしろハムストリングスや腸腰筋に効いてしまいます。
腰が動いてしまう原因としては腹圧がしっかりとかけておらず、下半身も同時に動いてしまっていますので、下半身は絶対に動かさないイメ-ジを持ちましょう。
・重量が増えていく度に腰への負担が当然増えていきますので、ベルトはしっかり巻き、チ-ティング等行わず、正しいフォ-ムでおこないましょう。
・フィニッシュで顎を上げることで収縮が強く入ります。
(背中の種目では、パワーグリップやリストストラップは必需品です。)
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背中トレの必需品 パワーグリップから、リストストラップに変えました。
バーベルベントオーバーローやダンベルローイングよりも優先させる
背中の種目はマシンも豊富にあり数多くの種目の中から選択できます。
なかでも片手で行うダンベルローイングや重量を増やせるバーベルローイングも正しいフォームで適切な重量であれば背中への刺激と効果は絶大ですので取り組むべきですが
初めのうちはTバーローイングを背中のトレーニングの中心とすることを私はオススメします。
脊柱起立筋がある程度鍛えられた状態になるにつれバーベルローイング等の種目が安定した状態で行えるようになりますので、まずはTバーローイングで背中の基礎を作ると良いでしょう。
Tバーローイングの効果
グリップの幅や角度で背中の効く部位は異なりますが、脊柱起立筋や広背筋の上部、僧帽筋などに効果があります。
背中の幅を広げたい場合にはワイドのグリップで行い大円筋(脇の下あたり)を意識し、背中の厚みが欲しい場合にはナローグリップで行うと良いでしょう。
背中の中央部の筋肉の厚みを付けるのに有効だと個人的には感じています。
最後に・・・
筋トレ成功の最大のコツは、継続です。
ケガをしては、継続も出来なくなります。
見栄を張って重量を増やすより、適正な重さで緊張を逃がさず正しいフォ-ムで気長に取り組みましょう。
それでは、また。頑張っていきましょう。