筋肥大、パンプアップに最適。最新の筋トレメニュー 「IRONMAN2018年3月号より」
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毎月定期購読しています
肉体改造マガジン「IRONNMAN」より気になった記事を紹介していますが、
今月は初めて聞いた最新のトレーニング用語について紹介していきます。
IRONMANを購読している理由の一つに、トップ選手のトレーニング方法や食事内容の他、最新のトレーニングメニューや科学的理論の情報習得があります。
毎号、聞きなれない筋トレ用語が紹介されていますが、今月号も数多く紹介されていましたのでいくつか紹介していきます。
筋肉を限界まで追い込む「FITT法ワークアウト」
FITTは、頻度、強度、タイプ、タイミングの頭文字
筋肉を限界まで追い込み、筋肥大効果が得られるという
1部位の内5種目を4〜6レップの重量設定×2セット。
フルレンジで筋収縮の限界を入れたのち
最終種目で「ドロップセット」を5セット行うというものです。
ドロップセットのポイントは
・4〜6レップの高重量から始め
・インターバルは短く(重量を減らすだけ)
・6~10レップを2セット
・15〜25レップで1セット
・最終セットは限界まで
・ピンの抜き差しだけで重量を減らしていけるマシンでおこなうと良い
本誌では上腕二頭筋のメニューが紹介されていますが、他の部位でも行えるでしょう
腕や肩などでドロップセットを行っている方も多いとは思いますが、セット数など参考に一度試してみはいかがでしょうか。
スランプ脱出に!ハイパートロフィー・スペシフィック・トレーニング
長年トレーニングを行っているとやがて訪れるのが「スランプ」
このスランプから脱出させるための方法として
ハイパートロフィー・スペシフィック・トレーニングが紹介されています。
本誌では、胸のトレーニングについて紹介されていますが、
種目は4種目
1、ベンチプレス 8レップス×4セット
2、バウンス・プッシュアップ 2セット×限界レップス
※バウンスプッシュアップは、自重で行う腕立て伏せでトップからボトムにかけて片側に体重を移動させながらボトムに達した時点で勢いよく床から腕を跳ね上げるというものです。
3、ケーブル・クロスオーバー 10レップス×4セット
4、ライニング・ロープーリー・チェストフライ
8~10レップス×4セット。
プッシュアップ以外はスローレップで、丁寧に重量を降し、トップで収縮を2秒キープさせます。
筋量を増やす効果とスランプ脱出に効果が期待できるという。
4種目と少ない種目数ですが、
胸にパンプ感を得られないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
短時間で上腕二頭筋をパンプ!「フォアヘッド・カール」
トレーニングの時間がないという時に短時間でパンプを入れる方法として紹介されていましたが、方法は簡単です。
いつも行っているバーベルカールのトップポジションを肩の高さではなく額に向けて
高く行うというものです。
私自身、ワイドグリップとミドルグリップをコンパウンドで組み合わせ実際良く行っていますが、肘のポジションが上りますので、身体をやや前傾させることで強烈なパンプが得られます。
本誌ではケーブルヘラクレスカールやクロースグリップ・チンアップを組みあわせ、15分~20分という短時間で強烈なパンプを上腕二頭筋に入れることが可能だというから、時間のない時に試してみてはいかがでしょうか。
最後に
新しいトレーニング方法が続々と生まれますが、その多くはやがて忘れ去られます。
すべてを試す事は時間的にも体力的にも難しいと思いますが、今の自分の弱点だったりトレーニング環境にあうものであれば一度試してみてもいいと思います。
その場合には最低でも4週間・・・試してみてダメならまた次・・・と
繰り返していく事で、トレーニングのバリエーションが広がり新しい気づきも生まれることでしょう。
また、今月号の表紙である新日本プロレスのSANADA選手のトレーニング方法も参考になります。
それでは、また。頑張っていきましょう。
バーン重視で行う筋トレ「2月の筋トレテーマ」
毎月筋トレのテーマを掲げていますが、
今月は、昨年末より行っている「効かせるトレーニング」を継続しつつ、さらに
強烈な刺激「バーン」を重視していきます。
1月の反省から
効かせるトレーニング。不得意種目の克服「2018年1月の筋トレテーマ」 - 「筋トレ」を趣味にしよう! BODYデザインブログ
1月のテーマは不得意種目の克服でした。
すぐにマスターできるほど甘い物ではありませんが、かなり改善できているように感じています。
特にスクワットが難しく緊張が逃げたりフォームが崩れたりと試行錯誤していますそこで脚全体の負荷が逃げない様、加圧ベルトを着用して行っていて、60kg3セットでも強烈なバーンを得られるようになりました。
毎回、2〜3日はまともに歩けないほどの筋肉痛に襲われています。
ベンチプレスは60kgまで重量が増えましたが重すぎかも・・・。
以前の100kg以上のように感じています。
現在の体調
今現在の体調は、肩などの痛みはありませんが右足の踵に痛みがあります。
これは、あくまで自己診断ですが「足底筋膜炎」
過去にも痛めたことがあり整形外科に通院して完治していましたが、2か月ほど前から再び発症しています。
寝起きの一歩目に一番痛みがあり、歩き過ぎたり、底の固い靴や踵が平らな靴での歩行時に踵から足裏にかけて軽い痛みを感じます。
このため現在は長距離のウォーキングやカーフのトレーニングは避ける様にしていて、常に足首にサポーターを着用して歩行時の足のつき方に常に気を使っている状態です。
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この踵の痛み以外には、ほぼどこかしら筋肉痛がありますがトレーニング自体は週4〜5回、4分割で、腕と肩はかなりの頻度行っていて、とても充実しています。
今月のテーマは「バーン重視」
バーンとは、トレーニング中に狙っている筋肉への焼けるような痛み
乳酸などの疲労物質の蓄積が原因で起こるとされています。
全種目でこのバーンを得られるかどうか、理想は全セット。
そしてバーンを得てからの・・・7レップ。
大抵の場合、3レップ位で諦めてしまいますが・・・。
出来れば7レップ・・・苦痛で顔もゆがみ
次の種目はためらうほどの痛みです。
これを今月のテーマとします。
バーンを起こさせるポイント
バーンを起こさせるには5つのポイントがあります。
・緊張を一切逃がさない
・最大収縮と伸展のポイントを覚える
・狙っている筋肉だけを頭の中で考え、別の部位の力みを入れない
・筋肉を動かす
・集中
それ以外にも重量の設定が大切になりますが、個人的には15レップ位でバーンが入る重量を目安にしています。
重量が軽くなる分、関節や腱への負担がなくなりますが、効かせるのはフォームが難しくなりますから・・・研究と練習していくしかありません。
バーンが起らないトレーニングは、フォームが悪いか重量が重すぎる。
または、回復が追いついていないことが考えられますが、
軽い筋肉痛があったほうが追い込みやすいので頻度は落とさずに実行していきます。
最後に
今月のテーマは「バーン重視」
バーンを得るためには、フォームや重量設定、収縮と伸展時に緊張を最大限逃がさないこと等がありますが、何より集中が大切です。
そして、バーンを得てからの7レップ・・・頑張っていきます。
それでは、また。頑張っていきましょう。
(こちらの記事もどうぞ)
筋トレの効果が実感できない時に試して欲しい「フル&ハーフメソッド」 - 「筋トレ」を趣味にしよう! BODYデザインブログ
合戸孝二「執念 覚悟に潜む狂気」
合戸孝二「執念 覚悟に潜む狂気」は、全日本選手権4回優勝、56歳にしていまだ日本を代表するボディビルダーの半生記。
執念とは「ある一つの事を深く思い続ける心、執着して動かない心」という意味から名付けらたそうで、タイトル通りボディビルに対する情熱と命がけのトレーニングについての36年を本人自らが振り返っています。
本自体は約200ページと薄くて一気に読めるものですが、読んでいくうちにグッタリ・・・。
普段行っているジムでのトレーニングよりも疲れました。
それは、合戸選手のトレーニングへの世界観や熱すぎる思いがページをめくるたびに伝わり続け1ページが最大重量の1レップを挙げているかのように、疲労が蓄積されていき自分のトレーニングに対する意識の甘さを感じて、読むのが辛くなっていきます。
・・・・そこまでやらなきゃダメなのか?
凄いという感想を通り越し、負けず嫌いと頑固さと信念の強さに引き込まれていきます。
トレーニング自体が、いま私が行っている真逆のことばかり
徹底した重量へのこだわり、ボディビルに対する熱い情熱。
命がけのトレーニング。
過去には365日休みなく、8時間に及ぶダブルスプリットを4年間毎日、行っていたそうで
いい汗かいた・・・気持ちいい・・・健康の為なんてとんでもない。
軽重量でケガを恐れている私とは全く真逆のトレーニング方法に考え方に
すべてを否定されますが、あの身体と精神力、そして結果に反論の余地は当然ですがありません。
一切ぶれる事の無い強い芯は、まさに「執念」
二十歳から始めたトレーニング、きっかけは不純なものから、ブルースリーやダイナマイトキッドへのあこがれ、元々太りづらい体質ながらウエストも太く、ボディビルの素質はないと本人が語っています。
「ただトレーニングに対する集中力や努力を惜しまないところ、粘り強さは恵まれていた」のではないかというのですが、
「俺はそこに障害や困難があると余計に燃えるタイプだ。いつもより気合が入ってしまう」
引用:執念 覚悟に潜む狂気
これは著者が275kgのデッドリフトでぎっくり腰を発症し医者にトレーニングを止められた時の言葉。
10レップの予定で行っていた、7レップ目で腰に衝撃が走り痛めたのだが、7レップを無駄にしないよう構わず残り3レップを行ったという。
これも理解できませんが・・・
この本は、こんなことの繰り返しです。
困難があれば楽をしたい、回避したいと思う
全く正反対の私には理解できないし、凄いという事を通り越し見習う気にすらならない
でも合戸選手は違うということが、ヒシヒシと伝わる・・・
これは上辺だけの綺麗ごとではなく事実だったということが、見ていたわけでもないのに本当にこんな人がいるのだと・・・。
他にも
左目失明の話
減量中に暴食してしまったサバ味噌の話
自分のジム以外ではトレーニングを一切行わないという信念。
過剰な筋発達による神経障害・・・からの復活と
まさに「覚悟に潜む狂気」
そんな合戸選手いわく死ねまでボディビルダーは止めないし
ボディビルをやめる時は死ぬ時だという。
シニアに転向する気もないが、仮に転向したとしても、トレーニングや身体の仕上がりは全日本選手権以上の高みを目指すという。
今年2018年の全日本も出場を目指し
会場にいる誰もをあっと言わせるカラダで出場することが目標
引用:執念 覚悟に潜む狂気
今後も注目していきたいし、一度生で見たい。
最後に
トレーニングをしてない人でも、今何か壁に当たって悩んでいるという方は
ぜひ最後の後書きだけでも読んでほしい・・・。
きっと、また頑張ろうという気にさせてくれます。
私もトレーニング方法や考え方が今は違いますが、もっとトレーニングしたくなりました。
やる気のない日でも、合戸選手の事を思い浮かべるだけでサボってる場合じゃないと喝が入ります。
合戸選手のトレーニング方法についてもバズーカ―こと岡田隆准教授が狂気じみたトレーニングを自ら体験し解説していますので、こちらも参考になるでしょう。
それでは、また。頑張っていきましょう。
次に読みたい本
今さらですが、現在購読中です。
寒い夜だから筋トレ・・・。
画像元:執念 覚悟に潜む狂気
連日の氷点下で・・・東京は記録的な寒さらしい。
仕事上、窓もない陽も当たらない吹きさらしの住宅のリフォーム現場にいる事が多く
ただ突っ立って、職人さんとの打合せで特別身体を動かしているわけでもない私には
身に堪える寒波なのですが・・・
連日続くと身体が順応しているようで、日に日に大丈夫になっています。
人間の対応能力とでもいうのでしょうか、すごいですね
ただ脂肪を多く纏っているとも言えますが。
服装も、パンツは薄手のデニム。上はヒートテックとフリースに薄手のダウン1枚・・・
外に出るときは手袋とマフラーですが、全然大丈夫
軽くて、動きやすく何より温かい
昔に比べ、洋服そのものの素材が進化していると実感できます。
ユニクロ様様です。
と、話が筋トレとはだいぶそれましたが。
こんな寒い日こそ筋トレ
筋トレはジムであれば、真冬でも短パンにTシャツ。
これで気持ちいい汗かいて、水分たっぷり摂って
シャワー浴びて、猛者はTシャツにダウン1枚で帰ります・・・。
私はしっかり着こみますので、どんなに寒くても帰りは身体はポッカポカです。
別に筋トレに限ったことではありませんが、室内での運動は身体の代謝がUPしているのがヒシヒシと実感出来ます。
家に帰って1時間位は、暖房なしでも全然平気・・・。
終わったあとのじわじわくる筋肉痛とだるい感じと睡魔......
そして少しの達成感といつもの反省・・・
プロテイン飲んで・・・回復と成長を期待する
こんな素敵な時間?・・・もう筋トレしたくなります。
寒いから家から出たくないという気持ちもわかりますが、一歩踏み出して
ジムへGO!
寒い夜でも朝でも、いつでも一人で出来ますから、
誰に強制されるわけでもなく、強度は自分の目的や体調に合わせて自分次第
このブログのタイトル通り、ぜひ筋トレを趣味にしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また、頑張っていきましょう。
(こちらもどうぞ)
「チンニング」低負荷で焼けるような痛みを背中に! コツとバリエーション。
最近お気に入りのトレーニングメニューを紹介します。
今回は背中のトレーニングの定番であるチンニング。
ジムにあるアシスト(補助)付で行うものになりますから見た目、低負荷になりますが、これが背中にメチャクチャ効きます。
体重約90Kgでアシストは70kgから最近60kgになりましたが
初心者以下の低負荷です。
負荷は軽くても強度は強い・・・見た目以上に効く行い方です。
背中は目に見えず、自分で触りにくい部位ですので、意識が出来ないという方が多く
ついつい種目数ばかりが多くなりがちですが、
一つ一つの種目で効かせることができれば種目数はそんなには出来なくなります
問題はしっかり効かせられるかどうか・・・。
背中の種目はこれ一つでもいいかと思わせるほど今一番の方法をご紹介します。
チンニングのコツ
チンニングの可動域はほぼ10~20cm程度。
で緊張を解かないように、肘や脇を閉めず背中の筋肉のみ可動させます。
グリップは小指側で握り込まず、引っけるのみでテンポ良く上げ下げ・・・
スタート
背中を横に広げた姿勢(リラックスポーズ)のままバーを掴み
肘は後方側へ(身体の真横)
肘がほぼ直角になるように背中に力を入れます。
収縮時は
緊張が逃げないように、胸を上方へ突き出し、背中の下部を絞るように可動させます。
肩甲骨は下制ですが横に広がっていくように
顎を上げて目線は上方へ
ただ胸を張って肩の動きだけになっても広背筋には効きづらくなります。
伸展時は
首と肩を遠ざけるイメージ。
ベルトとパワーグリップ又はリストストラップを使用します。
チンニングのバリエーション
オーバーグリップ(手の平が正面)手幅は肩幅のミドルで1セット。
手幅を拳2つ分広げてワイドで1セット。
この時に意識は大円筋(脇の下)で
肘を横に伸ばすように収縮させます。
ミドルの拳一つ半、内側にして行うナローで1セット。
次にグリップをリバース(手の甲が正面)でナローで1セット。
最後にオーバーグリップに戻しワイド又はミドルで1セット。
計5〜6セットですが、初めは3セットでも充分です。
レップ数は背中に焼けるような痛みが入るまで・・・・
レスト(インターバル)はなるべく短く行うとパンプ感が持続します。
最後に
あくまで今現在、自分にとって広背筋への最大負荷がかかる行い方を紹介しました。
初心者の方や中級者の方でも自重以下の重さでも充分効かせられると思いますので、試してみてください。
正しく行えれば1セットだけでも広背筋や大円筋に焼けるような痛みが入ることでしょう。
肩や腕、僧帽筋が先に疲れるようでは広背筋への刺激は低くなっていますのでフォームの見直しが必要です。
またチンニングのアシスト付のマシンがなくても、鉄棒や手摺があれば足を床につけてもある程度は効かせられますが、ただの上下運動や背中のトレーニングだという目的を見失わないように。
それでは、また。頑張っていきましょう。
「結果につながらない高重量はエゴ」横川選手の肩トレーニング。IRONMAN 2018年2月号より
画像元:IRONMAN(アイアンマン) (2018年2月号)
毎月定期購読している「筋トレマガジン IRONMAN」より
気になる記事を紹介しています
今月号の一番気になった記事は、23歳で昨年の日本選手権で6位に輝いた
横川尚隆選手の肩トレーニングについてのインタビュー記事です。
横川選手はポスト鈴木雅選手の最有力候補と呼ばれ、強力なライバルとなりうる素質を持ち、いまもっとも注目されている。
昨年よりトレーニング内容を大幅に変えたということですが・・・特に上半身
胸や背中、肩に関して重量のこだわりをなくし、効かせることを重視しているとのこと
今回はその考え方と肩トレーニングの取り組みついてまとめていきます。
重量のこだわりをなくした
トレーニングにおいて重量を追うことは、絶対に大切なこと。
でも、だからといって高重量を扱えば筋肉は大きくなるというわけではありません。
今の自分は、重量を追いかけるより、しっかり効かせるほうが必要だということが体の変化をもって証明されています。
以前、別のインタービューでもベンチプレスのMAXについて
過去には200kg以上で行っていたものの
現在は「100kgで7レップが限界」と言っていた時がありました。
これは、重量を胸に乗せた場合の限度という意味で、
大胸筋を鍛えるということではなく、単に重りを動かすのであればもっと増やす事が可能なはずです。
重りを動かす事が目的なのか、狙った筋肉を鍛える事が目的なのか
といった目的意識を見直したという。
そして
いまだ多くの方が重量を重視されていますが、今後の流れとして重量の増加を求めるよりも、効かせるフォームが保てる範囲での重量設定という流れになっていくと私は思います。
横川選手の成長次第では他のトップ選手にも影響を及ぼし、やがて一般的に普及していくのではないでしょうか。
また昨年の世界チャンピオンであるフィルヒース選手も重量にこだわらないことで有名で、重量よりもボトムとトップまで緊張を逃さないことを大切にしています。
とは言っても、あの身体ですからそれなりの重量ですが・・・。
私も1か月前から効かせることを重視して取り組み始めましたが、まだまだ練習中とはいえ日々高い効果を実感しています。
そして今までのトレーニングが本当に甘かったと痛感しているところです。
今のトレーニング内容で成長が感じられる方は継続していけば良いと思いますが、
停滞していたり、関節を痛めている方は一度、
重量とフォームを見直してみることをオススメします。
1レップ目から最後まで余分なレップはない
余分なレップとは、対象筋以外の筋肉や関節を駆使したり間違った反動を使う事により
対象筋への刺激が分散してしまっていることだと解釈します。
つまりは重りを動かす事が目的であったり回数をこなす事が目的といった本来の目的とずれたトレーニングメニューから生じるレップ。
効かせたいところに効かせるやり方
「粘らない」と「追い込まない」は違うというのですが・・・
1レップ目の意識を維持したまま、効かせたいところに効かせることができるならその範囲で粘るべき。
それができないなら無理に粘る必要はなく、次の種目をフルパワーで迎えたほうが良い。
引用:
1セット何がなんでも頑張る(追い込む)のではなく、フォームが崩れたら終わりにするという
これこそが狙った部位に効かせるトレーニングの基本として大切なのかも知れません。
その時のコンディションや重量の設定、少しのずれにより主動筋以外の部位に負荷が逃げてしまうことがあり、勇気のいる事ですが止めてしまうというのもわかる気がします
そんなこと言ってたらトレーニングが成り立たない私は、重量を減らすようにしますが余分なレップはひとつもない・・・いいですね。
気持ちはもちろん。
そのつもりで取り組んでいますが、まだまだです。
横川選手の肩トレーニング
肩と体を「切り離す」イメージで
首も顔も含めて完全にリラックスさせた状態をキープさせたまま、肩のみで挙げる意識で動かす。
体のブレや可動域が乱れたら即中止
全体的に感覚重視。
プレス系でトップまで挙げられたとしても、抑えたりもする。
重視しているのは、重量とテンポ。
肩のトレーニングで重要視しているのはサイドレイズ、もっとも効かせやすいという。
反動は使わずに肩だけで挙げる
重量は6kgの時もあり(重いものを扱う時もあり)
1セット毎に
ダンベルを背面からスタートさせたり、グリップを変えたり
挙げる方向を変えたり、肘の角度など バリエーション豊富に取り組むようにしている
他にも
スミスマシンでのバックプレスやフロントプレス(順手・逆手)もよく行うそうです。
フロントレイズ
ラットプルダウン(フェイスプル)などの
写真がありますが、
フロントレイズは基本EZバー。
ダンベルフロントレイズは手幅を内側に寄せ身体の中央前部を通る可動(おへそから鼻)で、腕を前方に出す方法で紹介されていました。
最後に
横川選手より
「肩は前部、中部、後部と3つに限らず、くまなく鍛えるべき、そのために引き出しを多く用意し都度気持ちや感覚を大切にして気分が乗るものを選んでいる」
「そして、何より続けるためには楽しくやること・・・」
次期、全日本チャンピオンと注目される横川選手の今のトレーニングに対する考え方いかがでしたでしょうか。
とても共感できるインタビューだと私は感じました。
また、横川選手のトレーニングDVDも近く発売されるとのことですので、楽しみです。
それでは、また。頑張っていきましょう。
横川選手が推奨しているプロテインはこちらです。