アシックス「レスリングシューズ」でスクワットとデッドリフトを行ってみた。
筋トレを本気で行っていくならば、しっかりと選択したいのが、シューズです。
筋トレを始めた当初は特別こだわる必要はなく運動靴と呼ばれるものであれば何でもいいとは思いますが、ある程度の経験を積んで更なる成長を望むのであればシューズの機能面と安全性、そして運動効率を考えていく必要があります。
私自身も自分にはまだ早い?不釣り合いかな?
など周りの視線を気にして躊躇していましたが、そんな事は気にする事ないと
自分に言い聞かせ色々と悩みましたが、レスリングシューズを購入しましたので、デッドリフトやスクワットなど使用感についてレビューしていきます。
シューズ選びにお悩みの方の参考になればと思います。
- レスリングシューズの特徴
- アシックス CAEL V6.0
- アシックス レスリングシューズの履き心地
- レスリングシューズでデッドリフト
- レスリングシューズでスクワット
- まとめ・筋トレにおけるシューズの重要性
レスリングシューズの特徴
レスリングシューズの特徴はレスリング特有の競技性から相手に強い力で押されても、引きこまれても倒されない力強い下半身の安定と柔軟性を求められます。
また、安定のためには素足に近い感覚で重心をしっかり捉える必要があり俊敏に身をこなす動きが求められます。
その為シューズは足底が薄く柔軟に作られていて、かつ軽量で脱げにくく滑りずらいという特徴があります。
アシックス CAEL V6.0
スクワットやデッドリフトを行う際、重量が重くなるにつれ今使用しているランニングシューズでは、しゃがみ込んだ時に前のめりになったり膝に違和感を強く感じる様になり改善したいという思いでトレーニングシューズをずっと検討していました。
ジムでも高い人気があるビブラムファイブフィンガーなど散々比較検討し悩みましたが
なんとなく衛生面で靴下の履けるシューズの方が良いだろうとレスリングシューズに決めました。
数多くあるメーカーの中でも足の甲幅が大きい私にはナイキなどの海外メーカーは合わないと思いアシックスにしぼりました。
デザインはなるべくシンプルでなおかつ地味すぎないという訳の分からないこだわりでこれに決めました。
色はレッドとチャコールグレーを選択しましたが、ほぼ黒です。
素材は人工皮革と合成繊維、とても軽量で甲の部分やサイドの素材はメッシュになっていて高級感があります。
サイドのアシックスのマークも直接プリントされているものとは違い立体感がある為、安っぽさがありません。
踵に刺繍が入っています。
ソールは3つにセパレートされていてクニャッと曲がる屈曲性がありますちょうどくるぶしが隠れる位までの高さがあります。
履いて上から見た感じ。
内側の横から。薄くて平らな足底、そして何よりカッコいい!!
アシックス レスリングシューズの履き心地
ワンサイズ大きめで購入しましたが、足の甲幅が広めの私でも窮屈さを感じません
表面の素材もメッシュが多く使用されていて通気性が良い反面、耐久性は弱いかもしれませんがウェイトトレーニングで使用する分には問題ないと思います
履き心地ですが、何しろ軽いです!
そして、くるぶしから足先まで全体にフィットし窮屈さは感じません
またソールに柔軟性がある為、足の動きに柔軟に対応してくれますので足首が硬いと感じられている方にも良いのではないでしょうか
はじめは歩きづらく感じますが、すぐに慣れます。
レスリングシューズでデッドリフト
レスリングシューズを履いてデッドリフトを行ってみましたが、今までとは全く感覚が異なり足裏だけではなく体幹が安定して、パワーアップしたように感じました。
足の指の付け根辺りから地面を強く踏みつける感覚がランニングシューズとは明らかに違います。
まるで足に根を張っている様な力強さを実感できます。
レスリングシューズにもっと慣れてくれば重量的にもっと増やせると感じましたが今回、無理はしませんでした!
(急に増やして腰を痛めてしまってはいけないので、次回以降少しづつ増やします)
レスリングシューズでスクワット
膝に違和感があって今は重い重量では深くしゃがむこともしていませんし、極端に軽い重量(40kg)をハイレップで行っている状態です。
※追記
最近、レスリングシューズを購入してから前の重量(120kg)まで戻ってきました。
レスリングシューズを履いて行うスクワットの効果はデッドリフト同様に重心の感覚の違いと足裏から地面に伝わる感覚を感じることです。
いままでなるべく踵に重心を持っていく意識で行っていても前のめりになりバランスを崩したり膝が内側へ倒れることがある中で行っていましたが、レスリングシューズを履く事で足裏全体、特に指の付け根あたりに重心を感じる事が出来て安定感が圧倒的に高くなり膝が内側へ倒れてしまう事もなくなってきました。
若干、靴内で足が滑りそうになりましたが、ひもをしっかり結べば問題は無いと思います。また足首まであるハイカットが邪魔にならないか心配でしたが全然気になりませんでした
まとめ・筋トレにおけるシューズの重要性
バーベルスクワットやデッドリフトなど足裏で踏ん張る必要がある種目を行う際、下半身と足裏をしっかり安定させる事が安全面でもパワーを生み出す上でも大切になるのですが、初心者のうちは特に重要視していない方が多いのが実情で、ランニングシューズやスニーカーなどを使用している方が多いと思います。
ランニングシューズやスニーカーの多くはジャンプやランニングなどの際に生じる膝などへの衝撃を軽減させる機能を重視したものが多く格好もいいので人気もありますが、自分の体重を超える位の重量を扱うスクワットやデッドリフトなどを行う際は避けた方が良いといえるでしょう。
なぜなら、
踵にクッションが入っている事で下半身の安定性は大きく損なわれるとともに思わぬ反動が入るようになり ストリクトに行っているつもりでも実は違うなんて事にもなりかねません。
安全面でも運動効率でもクッション重視のスニーカーなどは早めに卒業し次のステップへ進むのがベターだと思います。
足底が硬い本格的なウェイトトレーニングシューズという選択種ももちろんありますがゴールドジムではあまり見かけた事がありませんし値段も高く私にはまだ手が出ませんので今回はレスリングシューズを選択しましたが、買って正解だっと自信を持ってすすめられます。
スクワットやデッドリフトの停滞に悩んでいる方やフォームを改善したいという方はぜひシューズを変えてみる事を強くおすすめします!
シューズも含め、様々なトレーニンググッズを初めて使う時に毎回感じている事ですが、もっと早く使えば良かった!という事です。
トレーニング仲間がいないという環境がいけないのですが誰も強くすすめてはくれませんでした・・・
トレーニンググッズは、何も上級者の方のための物ではありませんし、初級者の方こそ大いに活用し、安全に効率よく取り組むべきだと私は思います。
それでは、また。頑張っていきましょう。
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