ジムを辞めやすい秋冬こそ筋トレを行うべき理由
暑さ寒さも彼岸までといわれますが筋トレも同じことがいえるのではないでしょうか。薄着になる春先くらいから一念発起して始めたものの、夏が終わると共に筋トレ意欲も低下し週5回頑張っていたものが、週2回・・・しまいには週1回、10日に1回と・・・ジム通いを決意した頃の気持ちはどこへやら。
そうならない為にも、体型を洋服で隠せるためか、気持ちが緩みがちなこの時こそモチベーションを高めていく必要があると思います。
せっかく始めた筋トレ
一番辞めやすい季節を乗り越えコツコツ継続させていきましょう。
(画像元:www.pakutaso.com)
冬の方がダイエットに適している?
外気温が低下すると内臓などを冷えから守るため、脂肪をエネルギーとし体温をあげる働きが高まり代謝がUPしやすいといわれていて冬の方が痩せるには適しているといわれていますが、どうでしょうか?
逆に冷えから身体を守るため脂肪を蓄えやすくなるともいわれています。
2004年と少し古いデーターですが、
日本の都道府県別の肥満度を見てみると、
肥満度が高い都道府県
第1位は「沖縄県」
第2位は「青森県」
第3位は「徳島県」
第4位は「宮城県」
第5位は「福島県」
と寒い地域の県が上位に入っています。ちなみに北海道は第13位。
上位の都道府県は塩分摂取量やアルコールの消費が多いということも要因の一つと考えられていて、この結果を見る限り、気候による暑さや寒さはダイエットとはあまり関係がなくやはり基本は食生活と日常生活の運動頻度ということがいえるのではないでしょうか。
ちなみに最下位は「東京都」。次いでは「大阪府」となっています。
東京都や大阪府の肥満度が下位になっている理由の一つに、通勤や通学に車を使わず電車やバスなどの公共機関を利用する頻度が高く、乗り換えなどに歩いたり、電車の中で立っている事が日常となり自然と体を動かしている事が理由の一つではないかと考えられています。
秋冬こそ積極的に身体を動かす必要がある
食欲の秋、行楽の秋、取れたての果物や新米など食材そのものが一番美味しくいただける季節のため食欲が抑えづらくなりつい食べ過ぎてしまう方も多いでしょう。
仮にそんな時期に筋トレをやめてしまってはどうなるのでしょうか?
考えただけでもゾッとしますが・・・
秋は夏に比べ身体は動かしやすく気持ちのいいものです。
夏の暑いさなか頑張っていた事を思い出してみてください、秋の方が身体の疲労感も少なく感じるはずです。
秋の食欲対策としては、旬のものをメインにバランスよく、かつカロリーに注意して、トレーニングでも夏以上に追い込んでいくのがよいといえるでしょう。
ただ、問題は冬ですね。
年末の忙しさからトレーニングを行う時間も制限され、気が付けば忘年会やクリスマスにお正月、お酒の席も増え暴飲暴食の機会が多くなります。
家ではこたつから一歩も動かず、まして外に出てウォーキングやジム通いも億劫になり、自宅のダンベルもひんやり冷えて触るのも嫌になることでしょう。
冬は、脂肪を燃焼させやすいチャンスでもあり、脂肪を貯め込みやすいピンチでもあります。
そのピンチをチャンスに変えるため冬こそ積極的に筋トレを行い、脂肪を燃焼させていき、日常生活でも積極的に活動する習慣を継続させていく必要があります
それでは、秋から冬に適している筋トレはどのようなものが良いのでしょうか。
寒い時期こそ筋量UPを目指す
洋服で身体を隠せる時期は、多少の脂肪は気にせず筋肉量のアップを目指すと良いでしょう
実際ボディービルダーの多くはこの時期、筋量アップに取り組んでいます。
筋量をアップさせるメニューの組み方としては、
・最大筋力の重量の60%〜70%程度の重量
・セット数を4〜6セット
・Rep数は15~20
中重量、高セット、高レップスが効果的だとされています。
・スクワットやベンチプレスといった多関節種目をメインにします
・ポジティブ時の可動スピードを上げて行うことで速筋に刺激をいれる
と良いでしょう。
参考に一つ動画を掲載します。
北島達也さんのジムにサイヤマンさんがトレーニングに行った時の動画で、ダンベルカールを行っていますが、注目は北島さんのテンポの良さです。
速筋に効きかせるスピード感と姿勢の良さが参考になります。
習慣化のコツ
習慣化できないという人にオススメしたい本があります。
本書では「日常生活の90%は習慣に基づく行動である」、「200回行うことで身につく」、「ダイエットを習慣化させる60秒ルール」といった精神論や根性論ではなく脳科学的に基づき習慣化させていくといった内容になりますので、筋トレやダイエットが習慣化できないという方や自分の悪習慣を変えたいという思いがある方にオススメします。
何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
- 作者: 岩崎一郎
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
まとめ
春から夏には新規の会員で混んでいた、ジムも今では少し落ち着いてきました。
退会してしまった人が多いのか通えなくなっているのかは分かりませんが、もったいない事だと思います。(ジムが空いてくるのは良いのですが、残念に思っています)
秋から冬にかけてしっかり筋トレを行う事ができればやめるタイミングを失い、しっかり習慣化させる事が出来ます!
冬はコタツで丸くなるのではなく、秋冬こそチャンスだと認識し積極的に身体を動かし夏の努力を無駄にさせないよう取り組んできましょう。
それでは、また。頑張っていきましょう。
追記、筋トレが継続出来ない方は
どうしても筋トレが継続出来ないという方は、プライベートジムに思い切って入会し半ば強制的に始めてみるのも良いでしょう。
モチベーションは予約と高い会費となりますが、基礎をしっかりと学ぶことが出来ますので、きっかけとして良いのではないでしょうか。
また、プライベートジムも価格競争が始まっていますので、だいぶ値段はリーズナブルのところも増えてきてます。
女性専用のプライベートジムもあります
スタッフも全員女性で完全個室完備です