女性の身体の不調ワースト5は筋トレで解消
病院に行くほどでもないけど、出来れば解決したい身体の不調や悩み。
雑誌などのアンケート結果を見ると、20代以上の女性に共通した身体の不調のワースト5は以下の項目が非常に多いのですが、皆さんはいかがでしょうか。
1、肩こり
2、ポッコリお腹(便秘など)
3、むくみ
4、冷え性
5、疲れやすい(疲れが抜けないなど)
その他には目の疲れ、頭痛、生理痛、腰痛、低血圧、イライラ・・・などがあります。
このランキングを見て、生理痛や頭痛、低血圧等、薬や病院に頼らざるを得ない物以外は、日々筋トレに励むことで改善できる項目です。
上位1〜5の項目について筋トレがいかに有効な手段となるのかまとめていきます。
1、筋トレで解消できる肩こりもあります。
肩を支える筋肉がずっしり重く、どんより凝っているのに筋トレなんて・・・と思われるかもしれませんが、肩こりの多くは頭から首及び腕を支える筋肉が弱っている事が原因の一つとなっています。
その筋肉は首の付け根から背中の中部にある僧帽筋。
僧帽筋の筋肉を鍛える事で、正しい姿勢がキープされ血流が改善されると同時に疲労物質の蓄積が解消されるようになります。
但し、いきなり強すぎる筋力トレーニングは肩こりを増長させてしまう恐れがありますので、軽めのストレッチと軽めの重量から始めていきましょう。
腕のしびれや頭痛が伴う場合には筋トレを始める前に専門の医師に一度相談してください。
私自身、車の運転やデスクワークが多く悩みの一つであった肩こりも本格的な筋トレを再開してから全く症状はほぼ一切出なくなりました。
(筋肉痛によるダルさを感じる時はあります。)
慢性的な肩こりに有効な筋トレの種目は、チンニング(懸垂)、ラットプルダウン、Tバーローイング、ダンベルショルダープレス、サイドレイズなど、背中の上部や三角筋から僧帽筋にかけての筋肉を鍛えていくと慢性的な肩こりは次第に解消されていきます。
また、整体やヨガも一時的には、スッキリして良いのですが、根本的な解決にはなりませんので、筋トレをおすすめします。
2、ポッコリお腹解消
画像元:https://www.pakutaso.com/about.html
これは、今更いう事でもないので割愛しますが、全身の筋肉をバランスよく鍛える事で、ポッコリお腹は必ず解消されていきます。
大切な事は有酸素運動ではなく全身の筋力トレーニング。
有酸素運動がメインの場合脂肪の減少と共に筋肉の減少もありリバウンドしやすい体質になってしまうといわれていますから有酸素運動も行いたい場合には筋トレが終了後に軽く行う程度にし、まずは下半身を含めた全身の筋トレに時間を費やしていきましょう。
便秘の解消には有酸素運動や腹筋を鍛える事も有効だとされていますから、クランチやリバースクランチなどを行ってみると良いのではないでしょうか。
3、むくみの解消には筋トレも有効です
むくみの原因は、水分と塩分、アルコールの取り過ぎや長時間同じ姿勢でいることが主な原因となり、血液やリンパの流れの停滞、身体の冷え、水分滞留調整機能の低下など様々です。
それらの原因の一つには筋肉量の不足と運動不足があるといわれています。
筋肉はポンプのように血液やリンパを押し流す働きがありますが、下半身の筋肉が弱くなると水分が重力の影響で下半身に溜まりやすくなり下半身のむくみへとつながってしまいます。
また筋肉には体内の水分を貯留する重要な働きもあり、筋肉が不足すると体内の水分調整機能が低下しやすくなる事から筋肉を増やしていく事で改善される効果があるといわれています。
むくみ対策として鍛えたい筋肉は主に下半身になりますが、中でも第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉を鍛える事が良いとされています。
むくみ対策として行いたい種目はカーフレイズ、スクワット、レッグプレスになります。
下半身の筋肉を鍛える事が有効ですが、全身の筋肉を鍛えていくことをおすすめします。
4、冷え性対策にも筋トレが有効
成人女性のおよそ3人に2人は冷え性に悩んでいるともいわれていて季節を問わず、コンビニや自動販売機では、夏でも常温の飲料が人気となっているというニュースになっていました。
冷え性の主な原因とされているのが、低血圧と運動不足といわれています
血圧が低いと体内の血液循環が悪くなり、手足の末端の血行が悪くなります、それに運動不足が原因による筋力の低下も加わるとさらに末端から身体の中心に血液を戻すポンプ機能が弱くなり血の巡りが悪くなり重力の関係で血液が下半身に溜まりやすくなるといわれています。
下半身の筋肉を鍛える事は血行促進効果が期待できるとともに、筋肉自体に熱を作り出す効果がありますから二重の効果で冷え性改善に高い効果が期待されます。
冷え性の改善が期待できる筋トレはむくみ改善同様、下半身を鍛えていくと良いでしょう種目としては、カーフレイズ、スクワットなどで、ふくらはぎとふともも、お尻の筋肉を鍛えていきましょう。
冷え性による手足の冷えや内臓の冷えは健康やダイエットの大敵となりますので、筋トレを始めて早急に改善を図ってみてはどうでしょうか。
5、疲れやすい身体は筋トレで改善できます
疲れているのに筋トレなんてできないと思われますが、疲れを感じやすいと思うのであれば尚更筋トレを始めていきましょう。
筋トレを行う事で、一時的に疲れた身体を回復させようと成長ホルモンの分泌が盛んになると共に酸素の供給量もアップしリフレッシュ効果が高まります。
また、筋肉が使われる事で血行の促進も活発になり疲労物質の代謝も良くなります。
疲れた身体は、睡眠も欲するようになり質の高い睡眠が得られますし、食欲もUPしますので疲れにくい生活習慣を送れるようになります。
まとめ
病院に行くほどでもないが、なんとなく体調がすぐれないという場合、運動不足による要因が当てはまりますがいかがでしょうか。運動と栄養は足りていますか?
筋トレを習慣化させることは規則正しい生活習慣の基となり高いダイエット効果ばかりでなく様々な体調不良の症状緩和が期待できます。
1日5分でも良いので、意識的な筋トレを日常生活に取り入れていくことから始めてみてはどうでしょうか。
出来れば、環境の整ったジムに行く事を強くおすすめしますが、まずは自宅や公園で始めていきましょう。
それでは、また。頑張っていきましょう。