充実したトレーニングを行うための5つの方法
どうせトレーニングを行うなら、そのトレーニングを充実させる必要があります
何も考えずジムに行き、行き当たりばったりのトレーニングを行うより、入念な準備や前向きな心持ちでトレーニングに取り組む方が高い効果が表れると思いますがいかがでしょうか?
トレーニングをやるか、明日にするか、さんざん悩んで、やっと重い腰を上げていざトレーニング・・・でもやる気がイマイチだし初めのウォーミングUPすら重く感じて・・それでもやっと終わる頃に調子が上がり・・・なんていう日もあるでしょうが、それではもったいないですよね、どうせやるならもっと充実感を感じるトレーニングにしましょう。
なんとなくトレーニングして疲れて終わり・・・なんて事の無い様
今回は充実したトレーニングを行うためのコツについてまとめていきます。
事前にトレーニングメニューを想像する
行く前にイメージトレーニングを行うという事ですが、例えば今日は背中の日。
前回のトレーニングメニューを見直し高重量低レップでデッドリフトから入るか?
あるいは、チンニングやラットプルダウンなどで細かい部位にターゲットを絞っていくのか?種目の順番は前回と同じにするのか、重量はMAXどこまでを目標にするのか
不安な要素や鍛えたい筋肉を想像します。
また、トレーニングノートに種目だけ書き込んで置くと、がぜんやる気度はUPします。
この考えている時間が私は一番ワクワクする瞬間なのですが、皆さんはどうでしょうか。
トレーニングメニューを予習していくメリットは定めたメニューに対する気力と集中力のUPにつながりますから、毎回今日はどこの部位をどういったセットで追い込んでいくのか考えてトレーニングに取り組んだ上での満足感であったり反省があるので、事前の準備を行っていきましょう。
栄養面を充実させる
基本的な事ではありますが、トレーニングで使うエネルギーを補っておく必要があります。理想を言えばトレーニングの3時間前までに食事は済ませておきたいところですがタイミング合わず、時間が無い時は、バナナなどの消化に優しい炭水化物を補給し、最低限空腹だけは避ける様にしましょう。
空腹でのトレーニングでは、体内のブドウ糖が不足していて充実したトレーニングを行う事は難しいでしょう。
また、トレーニング前の暴飲暴食や胃に負担のかかる脂っこい食事もトレーニングに支障をきたすので、避けるよう注意していきましょう。
トレーニング終了後には、がっつり美味しい肉を食べる!なんていうご褒美の目標もトレーニングに熱が入りますよね。
いずれにしても、トレーニング前の食事もトレーニングを充実させるためにはとても大切な要素の一つとなります。
水分補給をしっかり
充実したトレーニングを行うにはまず体調管理が重要です。その中でもトレーニング中気を付けたいのが脱水症状ですが、トレーニング前やトレーニング中の水分補給不足は、脱水症状の原因となり大変危険です。
汗を大量にかくトレーニングは室内でもミネラルのバランスを崩しやすい中、一気に重いものを引き上げたりする際、めまいや吐き気、頭痛などを引き起こす恐れがありますから、水だけではなく薄めたスポーツドリンクやBCAAなど自分のスペシャルドリンクを用意すると良いでしょう。
汗っかきの私は特に、1種目終わるごとに必ず一口水分を補給する様にしていますが、トレーニング中は特に、喉が渇きを感じる前に水分補給をこまめに行う事が重要ですから気をつけていきましょう。
ウォーミングアップの重要性
身体が温まらないうちに、重い重量を扱う事程危険な事はありません。
軽い重量でしっかりウォーミングアップを行い血流をよくさせましょう。
軽い重量で10回2〜3セットなんてのは少なすぎます、一度パンプさせる位の回数で行うべきだと思います。その際関節に違和感や痛みを感じる様ならその種目は中止して別の種目を行うべきです。
ベンチプレスやスクワットなど負荷(バーベル)を身体より上に上げる種目は、特に注意が必要です。
ウォーミングUPで筋肉が疲労しては重量の更新が出来ないからウォーミングUPは軽く済ますという事ではなく、充分なウォーミングUPを行ったうえで重量更新を目指せば良い事ですから、まずはケガをしないという事を心掛けていきましょう。
トレーニングのメニューに変化をつける
毎度、同じ重さ、同じ順番、同じ回数というのは、初めの3か月位で卒業していきましょう。
中でも重量の変化は自分の筋力アップの証ですから徐々に記録さえしていれば更新されていきますからチャレンジしていけばよいのですが、次のステップとして上級者が行うような〇〇〇〇〇セット法などを行いましょうという事ではありません。
例えば、バーを持つ手幅を少し変えてみたり、テンポをスローにしたり、可動域に変化をつけたり、種目の順番を変えてみたりといった小さな変化をつけていくと筋肉への効き方も違いが表れてくるのが実感出来る様になります。
同じメニューばかりでは、自分自身も飽きてきてしまう前に筋肉が慣れてしまい、効率が落ちてしまいますから、同じようなメニューばかりこなしている方は気をつけましょう。
また、分割法を取り入れている方でも、たまには、ある程度の期間設定で違う分割法に変えてみるのも充実したトレーニングを行えるきっかけになります。
例えば
1背、二頭→2胸、三頭→3脚→4肩→5OFFといった分割を上腕の発達を望むのであれば、背中や胸の日に腕のトレーニングは止めて腕の日を設けたり、脚が弱点と感じるのであれば脚のメニューを毎回部位を変えて行ってみたりといった感じで変化をつけるのも良いでしょう。
特に半年以上も同じ分割法で効果が実感出来ていない方は思い切って変えてみるべきでしょう。
まとめ
1、事前のイメージトレーニング
2、栄養面の充実
3、水分補給
4、ウォーミングUPをしっかり行う
5、トレーニングメニューに変化をつける
充実したトレーニングを行うための5つの方法についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
トレーニングを充実させる最大のコツは、トレーニングを好きになり、夢中になる事です。
好きになれば上に書いた5つの事は基本であって、もっと事前の準備や生活習慣を良い方向へ取り組んでいく様になります。
事前の準備はバッチリ、栄養も水分補給も当たり前だし、ウォーミングUPだってしっかりやってるし、トレーニングメニューだって変化をつけてる・・・・のに何故か身体が全くといっていいほど変化が見られない・・・・なにが悪いのでしょうか?
トレーニング内容や食事内容など詳細に見なければ分かりませんが、
そういう方は、思い切って一度、2週間くらい休んでみるのも手だと思います。
一度休んで、トレーニングがしたくて、したくてしょうがない気持ちをグッとこらえ、その気持ちを爆発させると共に新たな気持ちで基本に立ち返りトレーニングを見つめ直す事でマンネリを打破させる事ができるのではないでしょうか。
筋トレの最大の成功は継続させる事です、あせらずコツコツ、ケガの無いように取り組んでいけば必ずカッコいい身体を手にいれる事ができます。
それでは、また。頑張っていきましょう。
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