ぷよぷよの身体を改善する2つの方法
つまんだり、揺らす分には気持ち良い?
ただとても醜い、ぷよぷよにたるんだ二の腕や下腹のぜい肉。
解決するにはダイエットが先決という事はいうまでもありません。
また同時に筋肉の衰えを解消していく必要もあります。
たとえ体重を減らすことに成功し痩せたとしても、二の腕や下腹のプルプルは解消できていないって事もあります。
このプルプルとたるんだ身体を改善する方法についてまとめていきます。
プルプルとたるんでいる物質の正体
年齢を重ねていくと特に気になるのが、お腹廻りのたるみと二の腕のたるみ。
単に体重を落とせば解消すると思われていますが、実はこのたるみ食事制限や有酸素運動を頑張ってダイエットに成功しても解消されない場合がありダイエット前よりたるみが気になるなんて事があります。
このたるみの正体は張っていた皮膚が余ってしまった以外に、筋肉の衰えが原因といわれていて「EMCL」と呼ばれています。
このEMCL、皮下脂肪や内臓脂肪とは違い本来筋肉になるはずだった細胞が運動不足とたんぱく質の不足により筋肉繊維の間に増えていく特殊な脂肪と考えられています。
筋肉への成長前の因子(筋衛生細胞と呼ばれる細胞)が脂肪化しているという事で単なる食事制限や有酸素運動では、落としにくい脂肪である事が分かっています。
このEMCLは、有酸素運動ではエネルギーとして使われる事はあまりなく別のIMCLという筋細胞内脂肪が有酸素運動時には使われるという事が北海道大学の研究レポートで発表されています。
プルプルの撃退方法とはスロートレーニング
では、このEMCLと呼ばれるプルプルの原因となる脂肪の撃退法ですが、
どうすれば良いのでしょうか?
それには筋力トレーニングとタンパク質の摂取が有効だといわれています。
なかでも、軽めの負荷を与えるスロートレーニングと大股歩きが効果的であると数年前のNHK「試してガッテン」の中で紹介され話題となりました。
スロートレーニングは見た目以上にキツいトレーニングとなりますが、成長ホルモンの分泌を促す効果が高くEMCLの原因となる成長因子を筋肉に変える効果がありというのですから取り組んでいく価値は充分にあるでしょう。
番組で実施していたスロートレーニングは
「膝をついての腕立て伏せ」
「自体重でのスクワット」
「腹筋」・・・3種目だけ
高齢者の方でも、毎日10回×2セットの実施した結果、わずか3週間でお腹廻りが4.7cmダウンという高い効果が得られていました。
(1回の動作は4〜5秒です)
上記のような軽めのトレーニングでもこの結果ですから、本格的に筋トレを始めていけばもっと高い効果が得られるのでは?と思いたいところですが
番組では過去に軽い重量を扱ったスロートレーニングの方が重い重量(最大筋力の80%の重量)を扱うより筋肉の発達に効果があると紹介していました。
つまり、このスロートレーニングも軽いからと侮ってはいけないということですし、常日頃、本格的にトレーニングをされている方はスロートレーニングもどこかのセットで取り入れていくことでより高い効果が期待できることでしょう。
詳しくはこちらをどうぞ
シリーズ運動で若返り[2] 脳をだます!ラクラク最新筋トレ術 - NHK ガッテン!
まとめ、ぷよぷよの身体から卒業
ぷよぷよとたるんだ脂肪の正体は筋肉の衰えとタンパク質不足が原因による脂肪「EMCL」によるもので改善策は
「スロートレーニング」と「大股歩き」
番組で紹介されていた「スロートレーニング」は普段少しでも運動している人にとってはとても軽度なのものですから、入浴前やウォーキング前に1日5分実施してみてはどうでしょうか。
ウォーキングや食事制限をしても、たるんだぷよぷよの身体から脱出できないという方、筋トレにも取り組んでいきましょう。
最低4週間・・・とは言わず、ずっと習慣化させていくつもりで!
それでは、また。頑張っていきましょう。
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